migihanshin’s blog

半身不随だけれど 明るく しぶとく 生きていこう!

右足の感覚

今週のお題「サボりたいこと」

毎週2回、お風呂に入っている。

昔は南の国にいて、

毎日シャワーで

済ませていた事を考えると、

5日サボって2日キッチリだ。

病院で8カ月過ごして、すっかりこの、

サボリペースに慣れたが、

あの、汗から来るベタっとした汚れ、

爪の間に挟まる、黒い垢が見られない。

その代わり、白い粉が吹き出し

いくら顔を洗っても、

キュッと音のするような肌にならない。

お風呂は一人で入るカプセルタイプ。

自分だけのお湯で、

自分が終われば捨ててしまう。

贅沢だ。有り難い。

右半身が麻痺状態にある私は、

人よりも右半身を引きずっているぶん、

感じている重量が重い。

風呂のお湯が入れられ、

風呂桶が一杯になると、

体が軽くなる。

その重量格差が、病気になる前より、

大きく、

風呂桶からお湯を抜くと、寂しい。

ところが最近、

この重量格差をあまり感じくなってきた。

右と左の足が、全く別物だったのに、

太腿を握ると、

肉感が、

左と同じように響くように、

互いのオペラを奏でるごとく、

僕が右足首だと思っていたのは右足首で、

僕が右膝だと思っていたのは右膝で、

僕が右太腿の裏だと思っていたのは右太腿の裏で、

僕の脳に🧠より多くの右足の情報が、

送られて来ている。

そしてそのうち、

右足が、かつての様な力を持ち、

私の上半身を、二本の足で、👣

再び持ち上げるに違いない。

長い事歩いていないので、

立ち上がってからどうするのか、

不安ではあるが、

椅子に座り過ぎて、

腰が曲がり過ぎて、

真っ直ぐなるか不安ではあるが、

右足と左足の力の差は大きい筈なので、

それも不安ではあるが、

それはそうなってから、悩もう。

そしてすべてが、試練として終わるのなら、

母と妹とサイクリングするんだ。

脇の下に汗をびっしょりかいて。