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この病気で出会った最も優れた知恵、そして麻薬、
それが、睡眠薬💊である。
私は、睡眠薬と言えば、ドラマで、〜〜さんを騙そう、
疲れて居るのね〜〜さんを寝かせておいて、と言った、
睡眠薬>飲む>寝ると言った、単純なスイッチオンを、
考えていた。
しかし、実際にはもう少しややこしく、簡単に眠る物ではなくて、
副作用はないと言うけれど、その眠気は一度味わうと忘れられず、
また尿を輩出する際は、確実に目が覚め、
時差を考慮に入れているあたりに、この薬品の基礎部分に有る、
人間を🧑操る、薬品の未来すら感じさせる。
もしこれが、副作用が無いというのなら、そもそも副作用が、
無いとは何なのか?
とまああまり褒めて、副作用が有ると困るのでこのくらいにし、
昨日起こった事をお伝えしたい。
今まで、ふた粒の薬を、貰っていた。夜だ。当たり前だけど。
時差に関する部分は、服用するふた粒のうち一つが関係しているらしく、時差に関係する仕事をしていないのなら、一粒で良い。
なのに何故ふた粒飲んでるんだと言う事になった。
それで、昨日から一粒になった。
ところが、看護婦さんが、薬を渡すのを忘れた。
薬💊を飲んだと勘違いしていた私は、
一晩で10回の排尿をし、11回目を尿検査で出した時には、
尿の色がオレンジになっていた。
10回は正確に、排尿に合わせて起きたのである。
しかも、この間、睡眠の気持ち良さに変わりは、なかった。
翌日は薬を貰って、5回の排尿で、それも多いが、
十分な睡眠の満足を得られたのであった。
10回は、十分異常な回数であるが、そこを驚く人は、
あまりいなかった。
どう、この眠りを表現すべきか?
ご飯が美味しい。
水が冷たい。
いいお湯だ。
米が美味い。
オシッコが、出た。
お通じが、出る物が無いくらいさっぱり出た。
こんな単純な、喜び。
病気の前はストレスだらけだった。
簡単な事も、複雑に、してしまった。
お願い🤲だから、私から奪わないでくれ。
目を瞑れば、あっと言う間に着く、眠りの世界に。