migihanshin’s blog

半身不随だけれど 明るく しぶとく 生きていこう!

⑥長く騒がしい朝

⑥長く騒がしい朝

 

朝の何時に起こしてくれるかは、

前回お話しした状況なので、

朝の5時から朝の6時半までとまちまちだ。

しかも朝は介助の人が極端に少ない為、

ただ待つしかない。

ただ、ここのところ朝6時くらいが多い。

 

僕は、靴下を履く🧦道具で靴下を履き、

ブログを書きながら待つのだ。

 

靴下を履く

とは、左足、右足何方にも布地で作られた、

靴下と言う🧦衣服を足に嵌める事だ。

普通の人間なら

右足の爪先、

左足の爪先に手が届き、

靴下を嵌める事が出来るが、パパの場合、

体が硬くて曲がらないので、この道具を使って、

履くのである。

足に靴下を嵌めて離す時、なるべく足に沿って、

離すのがコツだ。

 

この道具の問題点は、体が硬いと言う問題には対処して

いるが、片手しか使えないという点には対応していない

点である。

だから、靴下でも🧦厚い靴下をこの器具に嵌めるのは、

苦労する。靴下はなるべく柔らか目の方が嵌めやすい。

この手の道具で半身麻痺に対応しているのは少ないので、

注意が必要だ。

 

さて、靴下を履けば、後は靴👞ということになる。

ただ、靴についてはいい道具が無いので、靴ベラで

対処しようと考えている。後で説明します。

 

まず靴下を履きます。

ベッドの足の側をなるべくフラットにします。

すると介助士さんが来ます。

この辺りのどの部屋から始めるという順番は、毎日違います。

その日の多分リーダーの人が決めているんだと思います。

そしてベッドから降ります。

昔、君達とどこかに遊びに行ったのとは違い、

普通に簡単にベッドから降りる事は出来ない。

 

右足が動かないので、右足を左足に乗っけます。

そしてお尻を中心にぐるっと回り、

ベッドの縁に座ります。

縁から落ちたら大変なので、この辺はリハビリで、

特訓を受けました。

ぐるっと体を回すと同時に上体も上がります。

基本的に寝ているところから見て左側に起き上がります。

 

介助士さんは、今のところ、靴を履かせてくれます。

しかしこれも将来的に、自分で履かなくてはなりません。

 

靴を履き終わったら、

手摺りに掴まり、立ち上がります。

そしてゆっくりと体を左向けにします。

この間、手摺りを左手がずっと掴んでいます。

この時の問題として、動かない右足を動く左足と

同じように、向きを変えるのが苦労することです。

一遍に1発で、90度、方向転換出来れば良いのだが、

回りつつ位置も微調整しますので、時間がかかります。

少しずつ少しずつということになります。

なんかもっと良い方法があるような気がするが、

思い浮かびません。

 

この手摺りはベッドに取り付けてあります。

これは正に命綱。

体が立ち、頭の方に回転して足の平行その他

違和感なくなれば、あなたの後ろにはクルマ椅子があり、

2つのクルマ留めがしっかりとロックされている筈です。

その椅子にドサっと座れば、椅子への移譲は終わりです。

手摺りも命綱だが、クルマ椅子のクルマ留めも、

同様に重要です。

 

1日2回、

クルマ椅子に乗る朝、

ベッドに移る夜、

1日で最も緊張する時と言えるでしょう。

もう一つトイレに移譲も大変ですが。

 

終われば少しホッとして、

介助士さんによってはオシボリをくれたりしてリラックス

します。

そして朝のコーヒー☕️へ行きます。

 

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