migihanshin’s blog

半身不随だけれど 明るく しぶとく 生きていこう!

ぶあいそうな手紙2020 ブラジル🇧🇷

 

ぶあいそうな手紙2020 ブラジル🇧🇷

🍅🍅🍅🍅

 

監督:アナ・ルイーザ・アゼヴェード

出演

Jorge Bolani    (エルネスト)男

ブラジル南部の地方都市、ポルトアレグレに住む。

彼は、ウルグアイからの移民である。

息子にはサンパウロに来るように誘われているが、行きたくない。

目が悪く、どこへ行くにも手すりが必要。

手紙もまともに読めない。

ある時、古い友人オラシオの彼女(ルチア)から、実は元彼の、

エルネストに、オラシオが死んだ事を知らされる。手紙を読めない、

エルネストは、若い女性ビアに読んでもらう。

それがきっかけで、2人の交流が(交際ではない)始まる。

Gabriela Poester   (ビア)女

若い、活発なブラジル女性。

エルネストの家に来たり、来なかったり。

ジョルジ・デリア    (ジャヴィア)男

エルネストの隣の家の老人。

エルネストとは友人だが、奥さんが死んでしまう。

ジュリオ・アンドラーヂ (ラミロ)男

エルネストの息子。

サンパウロに親を誘う。

グローリア・デマッシ    (ルチア)女

エルネストの内緒の元彼。

ウルグアイに住む。

 

まず何よりも、ビアの明るくもない、暗くもない、微妙な性格が、

魅力だ。歌う様に手紙を読むところも良い。こうゆう髪型って、

ブラジルに多いのだろうか?

そして、ブラジルの南端ポルト・アレグレ、この気候が良い。

晴れてもいない、天気が悪いという訳でもない。

「陽気な港」という意味らしい。

そして音楽。ボサノバは小野リサしか知らない。

カエターノ・ヴェローゾの楽曲「ドレス一枚と愛ひとつ」

良い曲。痺れる。

 

美しいイヌイット語がある

イッツアルボック

待ち人が来る度

何度も玄関まで見に行くこと

私は毎日

あなたの手紙を探して

郵便箱を開ける

見つけたら最高に嬉しい

もう失ったと思っていた喜び

2人で交わした会話を思い出す

オラシオに会う前、2人だけで話したのは、

性愛と、情熱と、結婚のこと。

………

この映画は、老人の情熱の為に作られたのかもしれない。

彼ひとりの重みと映画全体のバランス、そして最後に老人が取る、

行動。

ポルトアレグレサンパウロブエノスアイレス

そして元彼のルチアがいるのは、ウルグアイという外国なのだ。

“チンチン”