おいしいコーヒーの真実2008年米英合作 🇺🇸🇬🇧
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監督:ニック・フランシス、
「コーヒーは世界で最も日常的に親しまれている飲物。しかも近年、改めて世界的なコーヒー・ブームとなっているにもかかわらず、コーヒー豆の価格は下がり続け、原産国のコーヒー農家は困窮し、その多くが破産の危機に瀕しているという。」Google
この映画の名前は本当はエチオピア🇪🇹の名前を入れた方が良いと思う。
から
「国名:エチオピア連邦民主共和国
首都:アディスアベバ
言語:アムハラ語,オロモ語,英語等
民族:オロモ族,アムハラ族,ティグライ族等約80の民族
面積:109.7万km2(日本の約3倍)
人口:約1億922万人(2018年:世銀)」
「コーヒーの発祥地ともいわれているエチオピアは、アフリカの東部にある国で人口は1億人を超えます。
エチオピアはコーヒー大国と呼ばれることも多く、国民の1割以上がコーヒー産業に関わっているともいわれています。生産量は世界で第7位の26万tほどですが、アフリカの中では1位で、生産量の50%が国内で消費されているのも大きな特徴です。
複数人でコーヒーを楽しむ「ブンナ(コーヒー)・セレモニー」という風習があるほど、コーヒーが深く風習と関わっています。」
ほぼこの人が中心になっている映画です。
※1ブル=0.12米ドル=エチオピアにおけるコーヒー1杯
※25ブル=西側諸国のコーヒーの平均的価格
※コーヒー豆一袋=コーヒー80杯分
※エチオピアのコーヒー豆袋を
運ぶ人の給賃=2ブル=コーヒー80杯分
※スターバックスに見るその国の人の購買力
「THE STARBUCKS INDEX 2019」
2位 スイス(アーラウ)5.94ドル
3位 フィンランド(ヴァンター)5.40ドル
7位 香港(香港)4.60ドル
9位 ドイツ(ミュンヘン)4.39ドル
10位 ロシア(モスクワ)4.35ドル
※米国は4.30ドルで16位、日本は3.79ドルで36位。
※国際コーヒー協定1989年廃止(これでコーヒーの価格は下落)
※スターバックスは1970年代に店はあったが、サクセスストーリーが始まったのは1982年以降である。
○ここから、筆者の意見、随筆。
○昔、確か1990年代である。その国にスターバックスが出来た。そこのラーメンが一杯60円として、スターバックスの1番安いコーヒーが、確か300円くらいだった記憶がある。「この国の人はこんな高いコーヒー飲まないって」みんながそう言っていた。そもそも店員が英語しか使わない、実に生意気な店だった。でもその後スターバックスはガソリンスタンドにまで出来る様になった。外国から来たスターバックスのライバル、そしてローカルのモノマネコーヒーへと広がっていった。スターバックスの成長速度がその国の人々の成長速度に見あっている訳では断じてない。ほんの一部の金持ちの購買力である。
○この映画を見るに、エチオピアは、この逆の状況にあり、コーヒーで稼いでいる国ではない。そして、最近は何やら怪しげな、嗜好品に手を出している。国際貿易会議で、エチオピアの扱いがどんなものかは映画を見れば分かる。
○これが資本主義だ。そしてスターバックスは株主主義の勝者だ。