桜桃の味1998年イラン🇮🇷
桜桃の味1998年イラン🇮🇷
🍅🍅🍅
監督:アッバス・キアロスタミ
自殺を企てる男。協力者を探す。
「バディが計画した自殺の仕方は、バディが山に掘った穴に夜のうちに横たわり、依頼相手が朝6時に来て声をかけ返事があれば助け起こし、なければ土をかけるというものである。」
もの凄い思い切りの悪い自殺の仕方である。
そもそも、この協力がなければというのは、何が原因で自殺を考えているのだろう。物語が終盤に近づくに連れ、自然から町の中へ入っていく。
前作「風の吹くまま」の劇中の詩はこの作品では、この人が歌う。つまりこの人が自然の賛美者である。
○Abdolrahman Bagheri (Mr. Bagheri )男
最後の自殺協力者。
博物館で働く。
ウズラを剥製にしている。
自殺をして欲しくないが、お金も必要だと。
○Hossein Noori (The seminarian)男
最後から2番目の協力者。
神学生。お金がないので、アルバイトしながらの学生。
この人は協力しそうだったが、挫折。顔が良い。
○アフシン・コルシッド・バフティアリ (Soldier )男
最後から3番目の協力者。
兵隊。
常に疑いの目。
○この映画は、「風にまかせて」に比べて映画全体の色が茶色。あまり綺麗ではない。それはそうだろう。死ぬんだから、と言えばそうである。風に〜の方が好きだ。
風に任せては、音楽が良かった。
○しかし、この監督の独特の時計は🕰ここでも健在で、シリーズ作をどんどん見てしまいそうだ。
○茶色といったが、終わりにかけて美しくなる。
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