migihanshin’s blog

半身不随だけれど 明るく しぶとく 生きていこう!

フード・インク2008年アメリカ🇺🇸

 

フード・インク2008アメリ🇺🇸

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アメリカの食品産業に潜む問題点に切り込んだフード・ドキュメンタリーである。広大な農場に散布される農薬、遺伝子組み換え問題など、大量生産低コストの裏側にあるリスクを伝え、オーガニック・フードの本当の価値を訴えている。」Wiki

 

所感

ドキュメンタリーとして大変優秀な映画だと思う。問題への切り口も明解だ。オーガニックフードに最後傾き過ぎのような気がしたが、救いがないより良いだろう。

僕のいたスイスの🇨🇭国際企業もそうだが、(鉄鋼だが)いい大学を出て、博士号まで取って、ついでにMBAまで取得しているエリートが、株主の目を気にして生きていく社会。彼らに取って株主が全てなのだ。顧客、社員、家族も全て、株主あっての賜物だとハッキリ言った。気が狂っているのに気が付かない。株式最優先社会が如何にひどいか?ファシズムより直接手を汚さない分、酷いんじゃないか?株主は、其のお金が自分の手元に届くことだけを考え、高級料理を前にインスタグラムしておけばいい。

それが食品である。食品の規模の格差が如何に凄いか、命を食べさせて貰うと言う思想が欠落しているのである。自分が命を作っていると思っている。

其の思想で、医療、薬品は?となったら、考えたくもない。

これが現代社会なのだ。目立つとうるさいので、目立たないで儲けるのがポイントだ。

 

監督  ロバート・ケナー

 

さて、作品は45セクション、章毎に分けてあってそれを書き出そうとしましたが、難しそう。①②と以下に続く訳だが、驚く事の数々。知的興奮と言うのはこれだろうか?

 

この50年間に食生活に生じた変化は、過去1万年よりも大きい。

スーパーのトマトは、青いうちに摘まれ、ガスで熟成された、概念としてのトマト。😱

生産地と消費者の間にはカーテンが引かれている。食品業界は事実を隠したいんだ。見ると食欲を失うから。🤮

今の農場は農場ではない。工場だ。

家畜も労働者も虐待されている。🤯

 

②全ての食品は、ファーストフードに。

食肉業者を支配しているのは、全米全体の80%4社だけで独占。

50年前の鶏が昔は70日、今の鶏は48日で育つ。大きさは2倍。

 

③全ての食品は元を辿れば、アイオワ州のコーンに🌽辿りつく。

 

以下続きます。

絶対見るべきです。株主はいくら稼いでも足るを知る事はありません。

そして政治家も、役人も、全ての人がイコール株主であり得ると言う事です。