ありあまるごちそう2005年オーストリア🇦🇹 トマト🍅🍅🍅
ありあまるごちそう2005年オーストリア🇦🇹
トマト🍅🍅🍅
「グローバル化が進み、食料をこれまでよりも安く大量に生産することが可能になったにもかかわらず、飢えに苦しむ人の数は減るどころか増加傾向にあるという。その一方で、先進国では大量の食糧があまり、そのまま廃棄されている。本作は、こうした世界的な食糧の偏りが生まれる背景を、流通の視点から明らかにしていくドキュメンタリー。」Google
スイス人🇨🇭
「食糧に関する権利」特別報告書
飢餓と利潤の追求を批判。
オーストリア人🇦🇹
ネスレのCEO
大企業の利潤追求を肯定。
今日は新しいレビュー方法で疲れました。
まず、このドキュメンタリーで言葉を拾って行きます。
確かに1つ1つ驚く事が多いのですが、
もうちょっと整理して欲しい。
○農業の工業化オーストリア🇦🇹
-小麦は1トンで100ユーロ>塩の方が高い
-生産合理化でどんどん安くなる。
-ウイーンでは年に2000トンのパンが捨てられる。🍞
製造後2日のパンだ。
○スイスが食糧輸入を頼るインドは2億人が飢餓だ。
○トウモロコシは食べ物でなく、暖房に使われる。
○自然は正確だ。いい加減に扱ってはならない。
○漁をEUが🇪🇺変えようとしているナンセンス
-乱獲と従来の漁では、取れる魚の出来が違う
○何故トマトはヨーロッパを3000kmも輸送されるのか?
-何故ヨーロッパ産の野菜がアフリカへ
-スペイン🇪🇸アルメリアの野菜プラント
ヨーロッパやアメリカの農家に支払われている
補助金が不当廉売を生む。
セネガル🇸🇳のような貧しい国に逆流していく。
3分の1の価格で。
○大企業、農業従事者👨🌾、そして交配種の種子について
-ルーマニアの農業
-世界最大の種苗会社パイオニア
-農業従事者は、鋤と馬車
○在来種、交配種のナス
交配種の野菜は自家採種して翌年植える事が出来ない。
ナスやパプリカトマト🍅本来交配種とは無縁
しかし交配種は自家採種が出来ない。補助金も打ち切り。
○遺伝子組替え大豆
-ラウンドアップレディー大豆
-除草剤に耐性を持つ大豆
-遺伝子組替えと無縁の野菜は無いし確認の方法は無い。
-貧しい人から搾取して生きていると言う自覚。
○ジャンジグレールからの警告
-飢餓で毎日、10万人が死亡している。
-四人に一人がビタミンAの欠乏で失明する。
-飢餓で困ってる人は8億人以上で推移。
-減らずに増えている。
○我々が食すニワトリが熱帯雨林を食い尽くし、
ブラジル国民の25%が飢えていると言う事実。
-世界最大の大豆生産グループマジーグループ
ブラジルから輸出
-アマゾンの土地を大豆を取るために肥料を改良。
-ヨーロッパの家畜の餌のために、アマゾンは伐採された。
-フランスとポルトガルを合わせた広さが伐採された。
-ブラジルの飢えた子供のエピソード
-ブラジルの水
○オーストリア🇦🇹
親鳥を飼育して輸出する会社世界に三社
鳥の殺戮工程
年に1200万羽1日5万羽
○ネスレ
スイス🇨🇭
世界生産の52%は、グローバル企業500社による
もので、その目的は利潤の最大化だ。
○本当にこのドキュメンタリーは知識を得た。このテーマでドキュメンタリーを作ったら世界中を飛ばなくてはならないだろう。かなりの労力で、地域毎にシリーズ化した方がいいのではと感じた。
世界は我々が考える以上に急激にお金に置き換えられているのだ。グローバルの名の下に。その結果貧乏人は増え、飢餓は減らない。利潤追求の思想の中では、彼等を助ける方法は無いとも言える。資本主義では、もう駄目か?人を減らすか?
私もスイス🇨🇭の会社にいたが、このドキュメンタリーは自己批判の部分もありスイスとオーストリア🇦🇹の結果的に自戒になるかとみたが、ネスレは堂々としたもんだ。利潤追求に揺るぎなしだ。ネスレのCEOは、明らかに自分の会社が批判されているドキュメンタリーに出ているのだ。関心するが、これこそが永世中立国の世渡りか?とも思ったのは皮肉過ぎか?
この二国に感じるのは、彼等が中立国であると言う事だ。その中で大国とのコンフリクトを避け、食糧と言う地味な分野で利潤を追求しているわけだ。知らない間に世界の食糧はこんなことになっていますよと言うわけだ。ブラジルがあんなことになっている何て、考えもしなかった。アマゾンは今や大豆畑だ。このヴォデオもアマゾンで見たが。
語りたい事は一杯ある。出来はそんなによく無いが、凄いドキュメンタリーだ。