100億人ー 私達は何を食べるのか?2015年ドイツ
100億人ー 私達は何を食べるのか?2015年ドイツ
ドキュメンタリー
○あらすじ
「2050年までに、世界の人口は100億人に増える。
○監督 |
所感
○今回2度目の再見レビューをした、
飢餓を救う何か特別なソリューションがあるのか?
それとも、食べる物が無くて昆虫食べているのか?
否である。
「現在も タイは食料自給率が 150%を越えており、
https://www.maff.go.jp › thai0PDF
タ イ 編 - 農林水産省」
全く内容と関係ない。この映画の監督は知らず知らずに、
人口は21世紀半ばまでに100億人と言う地球で、3人に1人は
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※4つ
○種子
世界の種子市場の4分の3が、10社で独占
バイエルの種子ビジネス。重要なビジネスとして認識。
「バイエル (Bayer AG) は、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州レーヴァークー
耐塩性
健康リスク
しかも、生産への増量は不足
交配種 +殺虫剤+肥料
農家は自分達で、種子を買わなければならない。
農家と言う職業が如何に小さな規模では、
大企業に太刀打ち出来ない事が分かる。
○インド バラソール
種子の洪水への耐性
シードバンク
種子は農家が保有すべき。
気候変動は土着種子に有利。
インドでは種子を貸し出しする種子バンクがあり、
上記のような大企業のやり方に、逆行している。
○ドイツ
無機質肥料。
窒素肥料の生産。
有機農業では不要なもの。
炭酸カリウム=肥料。
21世紀中に使い尽くす。
農業とは、肥料と種子の戦いであると
つくずく思い知らされる。
当然、無機農業では、先が見えている。
○ドイツ オッツベルグ
クローバーの有機農業。
畜産と有機農業のコンビネーションが重要。
ラム、マトン、全ての畜産を同時に行う。
ただ足りるかどうかは私達が何を食べるか次第。
○インド 人口40%のベジタリアン
であったが、だんだんとベジタリアンは減っている。
インドにおける養鶏が盛んで、
人口最大の12億のインド人が、
全員鳥を食べたらどうなるだろう?
インド人は本当に食事がややこしく、
○ドイツ グロン
動物達を外に出す事でストレスを与えない。
しかしこれは高い有機農業。
肉に1つの役割しか与えない不思議と言うのは、
餌なのか、食料なのかの対立。
食べ物が自分の前を通り過ぎ餌になっていく矛盾。
大企業の農地の占有。
大企業による詐欺行為。
○ドイツ
地産地消を進める。
従来型とは何でも外から買うこと。
有機栽培では自然な流れ。
でも今の異常な生産量には対応出来るのか。
○100億全ての需要に対応するには
新しい技術による対応が必要ではないか?
○日本 京都
スプレッド
土の無い立体工場での野菜栽培。
街中の耕作地を作る。
アフリカ、発展途上国には難しい
○カナダ
半分の時間で育つ魚。
鮭を4年から2年以内に成魚にする技術。
遺伝子を追加する。
DNA操作に対する未知への懸念。
しかも、鮭の餌は?やはり、足りない。
○オランダ
人口の肉の繊維。
牛みたいな肉を効率よく作る。
反芻の無い牛は効率的。
だが、現状29万ユーロのハンバーグ。
もしうまくいけば、
土地 90%少なく
エネルギー70%少なく
水90%少なく
栄養素70%少なく
なる予定。
○アメリカ シカゴ
世界食物市場の中心。
ジムロジャース
農家と言うビジネスは今後難しい。
携わる人の平均年齢が何処も高い。
何百万人ものインド人農家が自殺。
イギリスも農家 最も自殺。
投機的農業取引
価格の高騰 変動。
農家は減る。
価格は高くなる。
そもそも、食べ物と言う業態に投機はナンセンスではないのか?
○イギリス
トランジションタウン
Transition network
お金が一定の地域から出て行きにくくする。
そこでその地域で循環。
食料、水は投機の対象にならない。
ロブホプキンス
小規模農家の本質的な効率性こそが鍵となる。
○マラウィ
小規模の有機農業に切り替え、
自らの食べる分の確保を優先。
○先進国は消費パターンを変える。
スーパーで野菜を買う、肉を買うを考え直す。
来たるべき、飢餓に備え。
都市農業プロジェクト。
社会正義
食物正義
環境正義
ウイルアレン 元バスケ選手
良い土が良いたべものを作ると言う認識。
ミミズ、アクアポニックシステム。
正常な循環を促進する。
❶魚、❷魚の排泄物、❸食物の循環
遠くから運ばれる食物を減らす。地産地消。
都市の空き地を利用する。
○ドイツ ボン
地域支援型農業
旬の物だけを食べる。
自然にさかわらず
○イギリストッドモーデン
自分の庭から農業を始める。
お金は世界の人々に食料を与えない。
○インド
種子の貸し出し、ナブダニャ運動
○最終的に行き着く先は、食品の業態に商売は「無」である。
合掌