migihanshin’s blog

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アメリカが最も恐れた男“プーチン”ドキュメンタリー 2018アメリカ

アメリカが最も恐れた男“プーチン”ドキュメンタリー 2018アメリ🇺🇸

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あらすじ

ソ連の崩壊後、決して目立つ存在ではなくカリスマ性も無かったプーチンが政権を引き継ぎ、自国の誇りを取り戻すべく、あらゆる手段を使い強いロシアを作り上げた。それから、今日の残酷な独裁者と呼ばれるに至るまで、アメリカの安全保障にとって最も重大な脅威と恐れられる所以に迫る。」アマゾン

○監督

Rudy Bedna

 

所感

僕は昔から、プーチン大統領ほどサプライズのない指導者も珍しいと思っている男である。ロシア🇷🇺の男性的な徹底的な妥協のない厳しさを持ち、ヨーロッパの他の人種には絶対にあり得ない影。ロシア文学に出てくるロシアの鉄道員の様に、それは、誰も彼の上には立たずに成立する。その明るさに残酷さが漂う。本当に怖い男。いざと言う時は小細工の無い男。実はいい人と言うエピソードが不要な男。ロシア人にはこうゆう人が支持されるのだろう。こうゆう人が上に立つと皆が安心する。こうゆう人が何をしても許される。ゴルバチョフや、エリツインでは出来ない事を軽々としてしまう。KGB(旧名)から突然現れたと皆は思っているが、或いはこの人でなければならないことが既にあったのかもしれない習近平プーチンを比べれば分かる。実力差は明白だ。

 

「1998年5月、プーチンはロシア大統領府第一副長官に就任した。ここでは地方行政を担当し、地方の知事との連絡役を務めたが、後にプーチンはこの職務を「一番面白い仕事だった」と振り返っている[25]。同年7月にはKGBの後身であるロシア連邦保安庁FSB)の長官に就任。この時、当時の大統領ボリス・エリツィンマネーロンダリング疑惑を捜査していたユーリ・スクラトフロシア語版英語版検事総長を女性スキャンダルで失脚させ、首相だったエフゲニー・プリマコフエリツィン追い落としクーデターを未然に防いだ。この功績によりプーチンエリツィンの信頼を得るようになる。」Wiki

 

あの一見怖そうなエリツインが飼い犬のブルドッグに見える。

 

「首相職(1999年)

プーチンエリツィンによって1999年8月9日に第一副首相に任命された(同日首相であったセルゲイ・ステパーシンが解任されたためそのまま首相代行に任命)。この時、エリツィンプーチンを自身の後継者とすることを表明していた[26]。さらに1週間後の8月16日には正式に首相に任命される。首相に就任すると「ロシア高層アパート連続爆破事件」をきっかけにして勃発した第二次チェチェン紛争の制圧に辣腕を振るい、「強いリーダー」というイメージを高め国民の支持を獲得した。記者会見で言い放った「テロリストはどこまでも追跡する。便所にいてもぶち殺す」という発言の容赦なさや下品さが話題になったのもこのころである[27][28]。当時、次期大統領選のプーチンの有力な対抗馬として元首相のプリマコフがいたが、同年12月19日に行われたロシア下院選挙で、プーチンを支持する与党・「統一」の獲得議席数がプリマコフらによって結党された「祖国・全ロシア」の議席数を超えてロシア連邦共産党に次ぐ第2党となったことにより、プーチンは次期大統領の座にさらに近づいた(後にプリマコフは次期大統領選挙への出馬を断念した)。そして同年12月31日に健康上の理由で引退を宣言したボリス・エリツィンによって大統領代行に指名される。」Wiki

 

「ロシア高層アパート連続爆破事件」

この911の前に起きたこの事件が、チェチェンと合わせ如何に重要な事件であるか?エリツインと言う人はそれにしてもだらし無いお父さんだったのである。

 

「大統領代行となったプーチンが最初に行ったのは、大統領経験者とその一族の生活を保障するという大統領令に署名することだった。これは、エリツィンに不逮捕・不起訴特権を与え、エリツィン一族による汚職マネーロンダリングの追及をさせず、引退後のエリツィンの安全を確保するものであるとともに、プーチン自身が大統領職を退いた後の、政敵からの「保身」を見据えたものと思われる。」Wiki

 

エリツインは、もう最初から汚職やら、マネーロンダリングプーチンに認めた上で、こんな大統領令を出している。国民の前で。

 

エリツィン時代はエリツィンと側近および支持基盤の新興財閥オリガルヒ」の時代であった。」Wiki

 

そして、ちゃっかりとソヴィエト共産党から財産などを取り上げ、新興財閥になってしまったオリガルヒをエリツインから引き離し、捕まえてしまう。これでを一気にやる事により、彼の政権は彼の国になったのだろう。このドキュメンタリーの内容、ロシアに詳しいわけでは無いが、そうゆう意味でサプライズは無かった。何故なら本人が小細工無しでやりたい様にやっているからである。しかも何をビビってか「ロシア高層アパート連続爆破事件」には触れていなかった。(見落として無ければ。)ちょっと力不足過ぎないか?

もう一つ興味のあったのは、この大国の宗教マネジメントである。それも無かった。

 

「他方で宗教を徹底的に弾圧したソ連時代とは一線を画し、ロシア正教会を保護してもいる。2007年のロシア正教会在外ロシア正教会の和解を斡旋し、和解の聖体礼儀に出席もしてスピーチを行った。イスラームに対してはロシア正教会ほどに結び付きはなく、ロシア国内でのイスラーム主義勢力の監視・活動制限、コーカサス地方では武装イスラーム主義勢力との対決姿勢を鮮明にしてもいるが、タタールスタンカザン・クレムリンにおいて巨大なスクも再建したシャイミーエフのような穏健的な存在とは協力関係を築くなど、硬軟織り交ぜた対応がみられる。また、ユダヤ教も庇護しており、ベレル・ラザル首席ラビとは友好関係を築いている。Wiki

 

これだけの国境を陸地で隣国と繋がっている国の重要なポイントであると友に、プーチンの宗教観は、独裁者の宗教観として興味深い。

このドキュメンタリー、うー〜ん。