戦国無頼 1952年 日本東宝
戦国無頼 1952年 日本東宝
○あらすじ
「天正元年、織田信長の大軍に包囲されて、
○監督 稲垣浩
○特筆スタッフ
○出演
佐々疾風之介:三船敏郎
立花十郎太:三國連太郎
鏡弥平次:市川段四郎
○ワード & シーン
疾風は一緒に居てもいつも遠い雲を見ている。
会うのは会いたくない奴ばかり
○総評
この映画は、僕は黒澤明の映画だと思って選んだ。ところが、
①佐々疾風之介:三船敏郎
②立花十郎太:三國連太郎
③鏡弥平次:市川段四郎
一体彼等はどの様にこの戦国を生きて、
無頼とは
「[名・形動]
1 正業に就かず、無法な行いをすること。また、そのさまや、
2 頼みにするところのないこと。
言葉どうりの映画なのだ。3人の主人公の何を頼りに映画を観るべ
ところで、この映画レビューは「極私的」
僕は大学で、映画サークルに居て、自主制作の8ミリ映画をニ本撮
二本目は、「おつう」と言う30分くらいの映画で、
今思い出すと、あの頃のトラウマが蘇る。
あの頃の弱い自分がまるで疾風の様に蘇る。
合掌
大樹の歌 1959年 インド
大樹の歌 1959年 インド
○立ち位置
「サタジット・レイのオプー・シリーズ完結篇。第一部「
○あらすじ
「肉親のことごとくを失って身寄りのなくなったオプー(S・
movie walkers
物語の舞台クルナとは
「西ベンガル州/ウェストベンガル州(にしベンガルしゅう/ウェ
インドの公用語とは
「インドには、色々な人々の集団があると共に、
インドが独立したのはいつ?
「75年前の1947年8月15日、
【8月15日は何の日】75年前、インドがイギリスから独立 - ツギノジダイsmbiz.asahi.com › article」
最初のシーンの「革命」とは
「革命社会党(英:Revolutionary Socialist Party, RSP)はインドの左翼政党。1940年にインド国民会議の左派
現在は西ベンガル州などに地盤を有し、共産党主導の左翼戦線に参
○ネタバレ
○所感
既に「大地の歌」は見た。「大河の歌」はまだ見ていない。
映像の白黒の陰影は、以前の「大地の歌」より濃く薄暗い、
最初から気になるのは、ベンガル語のテロップ、
僕は、
オプーが、結婚をするつもりもなく出かけていったクルナ。Wik
結婚式に呼ばれた家で、
ベンガルと言う土地、言葉、音楽、1番最初のところで出て来る革
○特筆スタッフ
音楽 Ravi Shankar
「ラヴィ・シャンカル (ヒンディー語: रवि शंकर、英語: Ravi Shankar、1920年4月7日 - 2012年12月11日)は、インドのシタール奏者。イギリス領
ジャズ歌手のノラ・ジョーンズと、シタール奏者のアヌーシュカ・
○監督 サタジット・レイ
○出演
○オプー:ショウミットロ・チャテルジー
主人公。作家であり、貧乏人である。大地の歌であの小さかった、
○オプルナ:シャルミラ・タゴール
オプーもそうだが、オプルナも見るからにインテリ。
○プルー:スワパン・ムカージ
目が顔の三分の一を支配する、
○カジュル:アロク・チャクラバルティ
オプーとプルーの間に生まれた男の子。
これ以上はネタバレになるので辞める。
○ワードorシーン
〜インド的問答
〜カルカッタの操車場とクルナと言う素朴な村
〜「アリアリアリ 2度と話す事は無い」
〜カメラワーク
〜事故に遭う牛
〜「カジャルが生きているからオプルナは生きていない」
○総評
僕は、すっかりインド映画にやられてしまった。この後、
マハラジャとは
「マハーラージャあるいはマハーラージャー(サンスクリット語: महाराज、Mahārāja、Maharajah)は、「
「プドゥッコーッタイ藩王国のマハーラージャのダルバール(
マハラジャって、
一体、東南アジアの某国にいた時、何度インドの悲惨な状況を
¥
でもこの映画¥で見れば、酷いのも事実なのだ。
話を戻すと極私的映画レビューの締めは音楽だ。本当は、
この、大樹の歌に流れるインドの音楽である。
Ravi Shankar 、あのジャズ歌手のノラ・ジョーンズのお父さんである。
いずれにしてもこの映画は、インド映画の総力戦だ。
では何故この映画のトマトは4つなのか?
5つにすべきだと思うが?
いやそれは不味い。
インド好きの人なら分かっている筈だ。
良いものほど隠したくなるのだ。
触れ無いで置くのだ。
ただ、インドの極貧の人々の幸せを祈りつつ。
合掌
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A Cicatriz 1976 ポーランド
A Cicatriz 1976 ポーランド
「トリコロール」
「スターリン死去後、反スターリン派が出没して、1956年にポ
同年10月31日、統一労働者党書記長に就任したゴムウカは非ス
暴動とゴムウカの失脚
「1970年12月、
辞任したゴムウカの後任としてエドヴァルト・ギェレクが第一書記
○監督 クシシュトフ・キエシロフスキー
「クシシュトフ・キェシロフスキ (Krzysztof Kieślowski, 1941年6月27日 - 1996年3月13日) は、ポーランドの映画監督。晩年はフランスでも活動した。」Wi
○特筆スタッフ
○出演
○言葉とシーン
大きなテスト
オレッコ化学工場
硝酸塩
工場の周り塩か雪か
木 枯れている
○総評
この映画は面白くなかった。通常、
ポーランド、僕はポーランドに大きな偏見を植え付けられてい
当時の西ドイツは突出して、経済水準が高かったのだ。
この映画を見て思うのは、我々日本人が発展途上国を見る目、
僕は、この映画はつまらないと思った。
この国の歴史を見れば分かる。この映画に当たる、
映画の終わり方も中途半端で、辛かった。主人公のベトナシュは、
と言う訳で、残念な結果となった。もっとポーランド映画を見
以上
ブンミおじさんの森 2011年 タイ
ブンミおじさんの森 2011年 タイ
あらすじ
「タイ北東部の集落。ジェンとトンは、
夏の夜。ブンミたちがテラスでくつろいでいると、
○はじめに
この映画の詳細は、MIHO cinemaさんが、詳細に出演者レベルまで解説されています。
○出演者
○ブンミ(タナパット・サイサイマー)
「タイ北部の山間に住む男性。19年前に妻と息子を失い、
つまり糖尿病である。タイの食料自給率は現在150%。日本は3
「現在も タイは食料自給率が 150%を越えており、
https://www.maff.go.jp › thai0PDF」
タ イ 編 - 農林水産省
もう一つ感じるのは、ブンミの様な男性である。口数も少なく、
○ジェン(ジェンジラ・ポンパット)
「ブンミの妹。成人の娘がいるが、
彼女も、ブンミもしかし、非常に穏やかな2人である。
○トン(サックダー・ケアウブアディー)
「ブンミとジェンの甥。病身のブンミを世話するため、
この国は、今は亡き王様の才覚によって、国の独立と平和を保ち、
○ジャーイ(ジーラサック・カルホン)
「ラオスからの移民で、ブンミの農地で働く。家人として、
この国との国境地帯には、沢山のラオス人がいて、
そして下フエイとブンソン。
これをこの国の言葉で、ピーと言う。
幽霊に近いが、もっと気軽な存在で、
○フエイ(ナッタカーン・アパイウォン)
ブンミの妻。19年前に亡くなっている。
○ブンソン(ウォラッパ・モンコルプラサート)
ブンミの一人息子。19年前にフエイが亡くなった後、
○ピー
私の最初の家内は、しょっ中このピーが憑依し、
○この映画は、面白いとは思えないかも知れない。
何という生き方 1964年 アメリカ
何という生き方 1964年 アメリカ
「シンプルな結婚生活を望むルイザは、
○俯瞰
何という映画。(What a Way to Make Movie?)
お菓子のビュッフェ見たいな映画。ただひたすら、
○出演
1人1人、特徴を引用します。
○ルイザ:シャーリー・マクレーンF
主人公。首の上と、首から下で全く違う女優。
彼女が求めるのはただ、
「1983年には『愛と追憶の日々』でアカデミー主演女優賞を受
○レナード:ディーン・マーティン
レナードは、ルイザが求めている人とは全くかけ離れた男性。
「ディーン・マーティン(Dean Martin、1917年6月7日 - 1995年12月25日)は、アメリカ合衆国の歌手・俳優・
○エドガー:ディック・ヴァン・ダイク
エドガーは、最初の幸福病の犠牲者。
「1968年の主演作『チキ・チキ・バン・バン』での存在感で日
○ラリー:ポール・ニューマン
ラリーは芸術家。と言えば、
「ポール・ニューマン(Paul Newman, 1925年1月26日 - 2008年9月26日)は、アメリカ合衆国出身の俳優である。3
『代表作
『熱いトタン屋根の猫』(1958年)
『ハスラー』(1961年)
『ハッド』(1963年)
『暴力脱獄』(1967年)
『明日に向って撃て!』(1969年)
『スティング』(1973年)
『タワーリング・インフェルノ』(1974年)
『評決』(1982年)
『ハスラー2』(1986年)
『ノーバディーズ・フール』(1994年)』Wiki
○ロッド:ロバート・ミッチャム
自分の自家用ジェット機を持っていたロッド。
ロバートミッチャムと言うとよくわからないが、
○ピンキー:ジーン・ケリー
ネタバレになるのでこれ以上は話せない。でも、
出演映画
『雨に唄えば』
『踊る大紐育』
『巴里のアメリカ人』
○こんな大作。こんなキャスト。ミュージカルと言うのは時々、
永遠の人 1961年 日本
永遠の人 1961年 日本
あらすじ
「◇第一章 昭和七年、上海事変たけなわのころ。
◇第二章 昭和十九年。さだ子は平兵衛と結婚、栄一、守人、
◇第三章 昭和二十四年。隆は胸を冒されて帰ってきた。一方、
○監督・脚本・製作:木下惠介
○所見
この映画は、戦争の前と後を全五章と言う時間の流れの中で、
○小清水平兵衛:仲代達矢
行った事になるのかわからないが、
○さだ子:高峰秀子
それでは、さだ子と言えば、どうであろう。彼女は、
○川南隆:佐田啓二
潔く、さだ子から身を引いた男、隆である。別の奥さんを見つけ、
○さだ子の父・草二郎:加藤嘉
何よりもさだ子の影に隠れて、生きて行くさだ子の父である。
○平兵衛の息子・栄一:田村正和
これが、あの田村正和のデビュー作だという。ビックリだ。
3人兄弟で、次が妹で家を出てしまい、一番下の弟が都会へ出て、
あの大地主ヘイベイも、すっかり弱くなってしまった。
正に、時とは恐ろしい。何ものも叶わぬものは時だ。
○総評
木下恵介、今後この人の映画を追っていきたい。
素晴らしい映画だ。
最後に、阿蘇をご紹介して、Wikiして終わらせていただきます
「阿蘇谷(あそだに)は、熊本県の阿蘇カルデラ内(
合掌
他人の顔 1966年 日本
他人の顔 1966年 日本
あらすじ
「奥山常務は新設工場を点検中、手違いから顔に大火傷を負い、
○監督:勅使河原宏
○原作・脚本:安部公房
○音楽:武満徹
○所感
この映画は、実験映画であろうと思ったら、やはりそうでした。
京マチ子の官能的な肉四肢、(昔よく成人向け小説にあった表現>
○男:仲代達矢
この様に考えると申し訳ないが、男のキャラクター1人に頼ってい
「顔はふつう所与のものであつて、遺伝やさまざまの要因によつて
この自我の絶対孤独が仮面を作り出すにいたる綿密きはまる努力は
この実験が、その小説の中の作業から、
○妻:京マチ子
上記のような見方をすると、
本当に、これ以外が見当たらないと言うキャスティングだ。僕は、
○ケロイドの女:入江美樹
やっぱりわからない。この実験の必要性が。
○実験映画
実験映画とは、
何十年も自分の人生は、実験映画でしたと言う。
合掌
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