migihanshin’s blog

半身不随だけれど 明るく しぶとく 生きていこう!

ドラエモンSTANDbyME 2014年 日本

 

ドラエモンSTANDbyME 2014年 日本🇯🇵

🍅🍅🍅

 

○監督 八木竜一, 山崎貴

 

○出演 ドラえもん水田わさび, のび太大原めぐみ, しずか/かかずゆみ

 

○最後までみたか?

みました。

 

○どんな時に見るべきか?

家族で見るべきでしょう。特に子供を叱った後などに。それでのび太がどらえもんの道具では、人生の問題は何も解決しないと悟っているあたりで、一人「あー俺も子供のころ、そう思ったよなあ」と臭い芝居をしましょう。

 

○ビックリしたか?驚いたか?

CGだか、アニメだか、実在の質感が分からずビックリ(私だけ?

 

○特筆すべき男優、女優はいたか?どのように?

どらえもん 声が変わっても違和感はなかった。実は大山のぶ代の前のどらえもんから大山のぶ代になった時は違和感があった。

静香のお父さんが良かった。仏教である。

出木杉君が可哀想。

 

○もう一度みたいか?

いいえ

 

○一緒に見て困る人はいるか?

親父同士で見たらどうでしょうか? のび太が未来都市の高速道路を走ると、有名企業の広告が出てきて、嫌と言うほど現実に引き戻されます。あさましい。子供のための映画なのに。

 

○印象に残るシーン

どらえもんの起承転結。のび太がイジメられ、ドラエモンになきつき、道具をもらって最初はうまく行くが、最後に、道具に頼ってはいけないということを悟る。(あの歳で何度も悟るのです!) これを繰り返し繰り返し1354話もあるらしいが、実際にはこのパターンが多いはずで、よくあれだけ、テントウムシ単行本を読んだと思います。お医者さんの待合室にも沢山おいてあって、いつも読んでいた。

不思議なのは、通常の連載では、ジャイアンとスネオが結構嫌ないじめっ子なのに、映画等の長編では、一緒に団結して良い仲間になることでした。

で、何が言いたいかと言うと、このドラエモンの映画はそういうドラエモンのエッセンスを贅沢に盛り込んでおり、また、以前から抱いていた、「あれだけの道具があれば絶対にのび太は地球を征服できるのに」という疑問への回答もありました。

そして、何故のび太なのか? それは、のび太の思いやりの心であるという初めて見る静香のお父さんの言葉にジーンときました。。

 

○仏教的にはどうか?

次元が違うが、いつも子供の頃に何冊も見ていたコミックは大般若経で、このドラエモンは、般若心経です。短い時間にあの沢山の繰り返し繰り返し見せられたドラエモンの起承転結が詰め込まれ、そのエッセンスが込められている。そして、慈悲心という考えがこの映画の底流に流れている。

 

合掌