migihanshin’s blog

半身不随だけれど 明るく しぶとく 生きていこう!

トイレの花子さん 1995年 日本松竹

 

トイレの花子さん 1995年 日本🇯🇵松竹

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あらすじ

「日本全国の子どもたちが夢中になって噂した怪談の数々、“トイレの花子さん”などを下敷きとし、小学生たちが体験する恐怖との戦いと成長を描いた家族向けのスリリング編。

本町小学校の周辺で、小学生を狙った連続殺人事件が発生。同校に通う拓也のクラスで、生徒たちは自分も襲われないかと不安になる。そんな折、転校してきたばかりの美少女・冴子は人気者になったが、一転して殺人犯である幽霊“トイレの花子さん”だと噂されるように。彼女をかばう拓也だったが、冴子が疑われるような事態が発生。ある夜、拓は噂の真相を確かめようと深夜の校舎へ。そこで冴子と出くわし、意外な事実を知るが……。」Wiki

 

○所感

学校の怪談は、何故か子供の興奮を誘う。そこが、他の場所では駄目なのだ。学校か生徒が集まるところで、みんなが知っている人が、特に生徒が目撃者でなくてはならない。「学校のどこで」と具体的に場所を指定された方が良いし、出来れば目撃時間は、みんなが帰った後の校舎だとなお良い。どうもこの映画はそう言った重要な要件を満たしていない気がする。そもそも、転校生と言うのは面白く無い。アメリカ映画みたいだ。幽霊とは関係ない、うざったい大人の世界の臭いがする。それがトマト1の理由だ。

 

○監督:松岡錠司

 

○主演

 

○坂本なつみ:前田愛

僕から見ると彼女が主役。ショートカットのボーイッシュな少女。非常に良い雰囲気を出している。と思ったら、中村勘九郎の奥さん?なんか、ガクン。この人は芸能一家だね。

 

坂本拓也:井上孝幸

この子役は、元俳優と出てきた。この子の演技が駄目だ。転校生の河野に対して、曖昧な態度をとるのだが、それが演技か自かわからない。前髪が顔を隠しすぎて妹と変わらない。表情も豊かさが無く、駄目だ。

 

○水野冴子:河野由佳

女子が、この時期男子より体格が大きくなる場合が良くあり、この子は周りより大きい。だが、昨日今日来た彼女は外部者で、これでは学校の幽霊の関連者として弱い。だから、この3人の子供は重要なのだ。栗山千明は、いい女優なので彼女が入った方が良かった。謎めいた表情だし。

 

○坂本雄二:豊川悦司

この人は、良い俳優だが、変装して分からない様にこの映画のメンバーに混じっているみたいだ。駄目だ。そもそも、幽霊学園の恐怖とは、戦う物ではないのだ。事実を知る必要も無い。ただひたすら怖がる事が要求される。そして、来年入った子に引き継がれる。それが幽霊学園だ。

 

○僕の幽霊学園①

小学校の時、臨海学校があってここに泉ちゃんという幽霊が出るらしかった。小学校4年から小学校6年だ。あの臨海学校は、千葉の富浦にあって、そこで遠泳をしたのだ。中学の時もあったので、最長で2時間の大遠泳だった。「泉ちゃん」という霊が出るとあって、本当に怖かった。そもそも、この遠泳は怖かった。みんなで100名、200名、ずっと列になって海の上を見えたり消えたり、最初の頃は、こんな行事の存在さえ怖すぎる。そして、その夜、ホッとしたのも束の間「泉ちゃん」である。実は内容をあまりよく覚えていない?

○僕の幽霊学園②

小学校の時、火事があった。その日は何故か僕と僕の仲間は学校に遅くまでいて、雨の日だったので、傘で円陣を囲んで幽霊話を順番にやっていた。すると校舎の2階で火事が起きた。部屋の後ろの図工用紙が燃やされて犯人は逃げた。僕らは、先生から取り調べを受けたが、僕らが知ろう訳もない。事件はそのまま迷宮入りになったが、ある日先生が僕らを呼び付け言った言葉が忘れられない。「お前たち、本当に何も見なかったのか?実はあの日、あの夕方、先生の所に人が訪ねて来たんだ。○○さんという先生も知らない人で、学校にかなり強引に入って来て、その後居なくなったんだ。」それを聞いた時の恐ろしさと言ったら…背中から水を被せられた様に汗が💦吹き出し、幽霊怪談どころでは無かった。

 

以下は、民間信仰

 

「日本では江戸時代から昭和初期にかけて厠神(トイレのの信仰が盛んで、赤や白の女子の人形や、美しい花飾りを便所に供えることで厠神が祀られていた。戦後において厠神の信仰が廃れた後も、トイレに造花が飾られていることが多いのは、こうした風習の名残とみられている。トイレの花子さんの服が赤や白であること、名前が「花子」であるのは、こういった風習に由来するとの説もある[2]。」Wiki

 

幽霊と言って、

幽霊で無いものを見せない様に。

幽霊は見えなくてこそ幽霊だから。