migihanshin’s blog

半身不随だけれど 明るく しぶとく 生きていこう!

悲しみにこんにちは 2017年スペイン

悲しみにこんにちは  2017スペイン🇪🇸

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「両親を亡くした6歳の少女フリダは、叔父やその家族と一緒に暮らし始める。」Wiki

 

監督:カルラ・シモン

 

ライア・アルティガス    (フリーダ)女子役

バルセロナでお母さんを亡くしてしまったフリーダは、叔母さん叔父さん夫婦にカタルーニャの田舎に引き取られる。

ポーラ・ロブルズ    (アンナ)女子役

叔父さん叔母さん(亡くなったのはどっちの家か?よくわからない)の1人娘。

ブルーナ・クッシ  (マルガ)叔母

叔母さん。多分叔母さんの方がフリーダに厳しいので、フリーダは父方?

ダビド・ベルダゲル    (エステベ)叔父

叔父さん。

バルセロナの祖父母

皆さん健在。

叔母ほかに2

叔母さんの1人は障害者

 

人生において、親と死別することは珍しいことではない。だが、それがまだ幼い頃であればあるほど、少女にとって理解するのが難しい。それは叔父さん、叔母さんにとっても同様だ。お互いがこの不条理な現実を受け止め、「自分は生きている」と言う事を、前に進めと言う事を、フリーダが自分で学ばなくてならない。

自分の親でない人が一緒にいると言う事を、生まれて1を数えた日から理解しなくてはならないなんて悲しい。あまりにも仏様神様を舐めている。嗚呼。面白がってやることではない。

このフリーダにとって親を亡くしたと言う現実ともうひとつ重要なのは、自分に妹が出来た事であろう。結局のところ、この作品中、幼い妹がフリーダに、「私はフリーダが好きだよ」と言ったところが珠玉のシーンであった。ここに至るまで、何度フリーダは「妹」を亡き者にしたか分からない。「愚かなアナ」と見下したか分からない。でも、この言葉が全てのアナによる回答だ。

いい映画だ。佳作だ。でも娘のいない人には分からないかもしれない。昔、うちの次女が、僕の目の前で、プールの足を付かないところで溺れかけた事があった。僕が助ける事が出来て良かった。子供の命は、国のプライドより重要だと思います。