シークレット・ルーム 2017年 アメリカ
「あらすじ
ニューヨークで弁護士を務める男性は、ひょんなきっかけで自宅の屋根裏部屋で一夜を過ごす。そして、その日をきっかけに屋根裏部屋に居座りはじめた彼は、窓越しから衝撃的な現場を目撃する。」
監督: ロビン・スウィコード
出演
○ブライアン・クランストン
(ハワード・ウェイクフィールド)男
ニューヨークの弁護士。
仕事は順調で、家には電車で通っている。
奥さんと2人の娘と暮らす。側から見れば何の隙もない家族。
だが彼は、奥さんのダイアナと倦怠期にあった。
ダイアナにはそれほどの不満は見られないが、ハワードはこれも含む家内との不和が元で家庭が破綻する事を懸念している。かつて、ダイアナを横取りしたダークのことまでが心配材料だ。彼が必要としているのは家族1人逆噴射だ。
そしてその日、彼はチャンスを得た。
○ジェニファー・ガーナー
(ダイアナ・ウェイクフィールド)女
ハワードの奥さん。如何にもと言う奥さん。
どっかで見たと思ったら、知ってる映画にほとんど出ている。顔に覚えがある。でも、印象が…「ダラス・バイヤーズクラブ2013年」に出ていたのは驚きだ。
それはそうとして、彼女の側は全く問題が無い。ハワードへの不満も大してなさそうだ。でも、ハワードが居なくなって、かつての恋人ダーク迄も、やって来た。窓越しに見る彼女の心境は、意外に安定しており、ハワードはそれが不満だ。
○エラリー・スプレイベリー (ジゼル)女
○ビクトリア・ブルーノ (テイラー)女
ハワードの2人の娘。反抗期か?ハワードを見くびっている。
○ジェイソン・オマラ (ダーク・モリソン)男
ハワードが、妻を横取りした仇。
人間同士のやりとりの中で、完璧な勝利は無い。どこかでツケが回ってくる。ハワードは、勝つ事を目的に無理な恋愛をしたのだ。後から知らされている。
○イアン・アンソニー・デイル
(ベン・ジェイコブス)男
弁護士?
○ビヴァリー・ダンジェロ (バブス)女
義母。派手好き婆さん。
○ピッパ・ベネット (ワーナーエミリー)女
○アイザック・レイヴァ (ハーバート)男
ハワードがお風呂を借りた、施設の障害者の男女。
ただ話の比重にはかからない。
最近のアメリカ映画って、障害者が多いような気がする。
○駄目。
面白くない。全てが中途半端な映画。スリラーでもない。家族の愛でもない。なんでもないのである。だから、終わりにホッとする。そうゆう映画。アメリカ人のエリートが、こんなストレスを抱えているらしいが、逆噴射家族の足下にも及ばぬ作品。15年間娘を育てたら、自分以外に父がいたなんて話の方が余程、奇想天外だ。