migihanshin’s blog

半身不随だけれど 明るく しぶとく 生きていこう!

THE BULLET 2010年 カナダ

The Kate Rogan affairs

THE BULLET 2010年 カナダ🇨🇦

🍅🍅🍅

 

あらすじ

フランスの保険会社の重役ベノワは出張でカナダに来ていました。ベノワはホテルに宿泊せずモーテルに泊まっていました。朝モーテルから仕事に出ようと靴の紐を絞めようとしたとき紐が切れました。ベノワは紐を買うために店に立ち寄りました。帰ろうとした時婦人警官のローガンがベノワを呼び止め逮捕しようとしました。ベノワは身分証明書を見せ、人違いとわかるとローガンは謝りその場は終わり、仕事に向かいました。」©2023 映画ウォッチ

 

○所感

アメリカのようなところだが、カナダの🇨🇦映画。

面白くないと言う事は無かった。僕は、以前スイスの🇨🇭会社におり、この主人公の男性ローラン・リュカ ベノイトガンドーの様に、アジア地区の会議に出させて貰った。ホテルで数日間会議があり、そこで缶詰めになるのだ。これが、通常の欧米のやり方かは知らないが、日本だと本社に集まって偉いさんが動く事は無いが、僕のいた会社は重役が、世界の何箇所かの重要拠点でやる会議に出向き会議をやった。見ていて思ったのは、この会社の重役は、飛行機に乗りっぱなしで大変だなと思った。会社が大きければ大きいほど、南アメリカ、アフリカ、日本など、彼がフランスの🇫🇷会社なら、超僻地に出向くのだから、時差の中で眠気の中で会議をやる。業績が良ければ良いが、業績が悪かったら大変だ。昔、オーストリア🇦🇹のハンスと言うオッさんが居て、見るからにナチスの将校みたいな奴で、各地のマネージャーを怒鳴りつけ辞めさせて大変だったが、イラチなのは寝不足も原因だったと思う。大変だなあと同情していたら、給料も桁違いで同情して損した。金で買えないものもある。

ローラン・リュカ ベノイトガンドーの場合、フランスの会社の重役で、カナダの会議に来ているわけだ。しかも、彼は少し変わっていて、会議のある多分高級ホテルに泊まらず、わざわざ良い車を借り、小さな地元のモーテルに泊まっている。それで、合わなくても良い、いらないイザコザに巻き込まれているわけだ。しかも相手は若い美人の警察官。イザコザになれば、地の利と公務員で、勝てる訳がない。

 

○監督: ノエル・ミトラーニ

 

○出演

アレクシス・ブレデル ケイトローガン

未だ新人の警察官。間違えてローラン・リュカ ベノイトガンドーを捕まえてしまう。それでお詫びにローラン・リュカ ベノイトガンドーを夕食に誘う。どこまでが意図的なものかわからない。ローラン・リュカ ベノイトガンドーが妻子持ちなのも分かってる。でも彼女はズルズルとハマってくる。僕には女性の性欲と言うのが分からない。この映画の男女の細かな性欲の葛藤は、結構見ごたえがある。ポルノではない。

 

○ローラン・リュカ ベノイトガンドー

ヨーロッパの典型的な重役の説明は既にした。多分、役職に見合う給料は貰っていて、奥さんと子供もいる。何不自由の無い人生。「火遊び」でも会社を出ればただの人だ。積み木の城は積み上げるのは大変だが、壊すのは簡単だ。パスポートに、彼が如何に大事な重役かは書いていない。彼の会社が保険の会社と言うのも皮肉だ。なあミシェルよ?

 

ノエミ・ゴダン・ヴィニョーヴァレリーガンドー

奥さん。この人はこの人で、良い職についている様だ。

 

○総評

この映画は佳作だ。

男の性欲と女の性欲。それが全く異質な物だと納得する。男は、射精するまでの数分数秒で人生をいくらでも破滅出来るのに対し、女は…。

ところで、いつも意味不明なのは、英語の代名と日本語の代名の乖離だ。何でこんなに違うのだろう。実際の英名は、

The Kate Rogan affairsだが、日本名は、

THE BULLETだ。

 

THE BULLETはそもそも弾丸の意味で、比喩表現が大変多い。

この映画の内容からは意味ありげな比喩もある。こうゆう映画の和名職人がいてセンスを競っているのだろうか?日本の映画も外国では英名で違う場合があるのだろうか?例えば、上田秋成作、溝口健二監督の「雨月物語 」は、

 

「Tales of Moonlight and Rain〔1776年、上田秋成作 。〕

https://eow.alc.co.jp › search › q=雨...

雨月物語の英訳 - 英辞郎 - アルク

 

何かこう、説明出来ない違和感。では、この映画は?

 

「bite the bullet
歯を食いしばって耐える[こらえる・頑張る]、グッとこらえる、耐え忍ぶ、苦しい[つらい・困難な・嫌な]仕事を我慢してやる、ひるまない、苦しい[つらい・困難な・嫌な]状況に耐える[敢然と立ち向かう]、あえて困難な方法を取る◆【語源】麻酔薬がない時代に戦場で負傷した兵士に手術を行う時に、舌をかまないように、弾丸をかませて痛みに耐えさせたことから
・Bite the bullet. : 我慢してくれ。
Bite the Bullet
映画 :弾丸をかめ◆米1975年

 

dodge the bullet

1 弾丸をよける

2 表現パターンdodge a [the] bullet

2 〈比喩〉〔辛うじて・間一髪で・ギリギリのところで〕問題[惨事・悲惨な結果]を免れる[回避する]

3 表現パターンdodge a [the] bullet」アルク

 

では、実際の英名は、

「The Kate Rogan affairs」

 

「affair の意味・使い方・読み方

  • affair
    1. 〔一般的な〕事柄、出来事
    2. 〔社会的に大きな〕事件、出来事、スキャンダル
    3. するべきこと、用事、用件
    4. 《affairs》〔専門的な〕業務、実務、仕事
    5. 《affairs》私事、個人的な事柄
    6. ・Mind your own affairs." : 人のことに口出しするな。
    7. 《affairs》〔一般的な〕状況、事態
    8. ・It's a difficult state of affairs. : 難しい状況だ。
    9. 〔個人の〕関心事、心配事
    10. 〔特別な〕物、品、装置
    11. 〔短い間の〕不倫、浮気◆【類】extramarital affair ; infidelity
    12. ・Her husband is having an affair. : 彼女の夫は浮気をしている。」アルク

 

11番目の意味か?これからはレビューには出来る限り、英名とか日本名を調べて記載しようと思う。それが、糸口になる時もありそうだ。人もそうだが、名前は重要だ。重要だと言いながら何故重要だかわからない。その違和感。違和感って馬鹿にできない。

僕の前の家内は、どの家内に限らず、名前を何度も変えていた。しかも、僕に言っている事は、全て嘘の塊だったので、もう一つか2つくらい僕の知らない名前がありそうだ。しかも、それは名前を軽視した結果の行動では無い。むしろ逆だ。名前を変える事によって、福が呼び込めると思っているのだ。

 

脱線したが、映画って本当に面白い。色々と人生を考えるヒントをくれる。

今日の脱線はここまで…

さよなら

さよなら

さよなら