migihanshin’s blog

半身不随だけれど 明るく しぶとく 生きていこう!

あなたの名前を呼べたなら 2018 インド

あなたの名前を呼べたなら 2018 インド🇮🇳

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あらすじ

「経済発展著しいインドのムンバイ。農村出身のメイド、ラトナの夢はファッションデザイナーだ。夫を亡くした彼女が住み込みで働くのは、建設会社の御曹司アシュヴィンの新婚家庭……のはずだったが、結婚直前に婚約者の浮気が発覚し破談に。広すぎる高級マンションで暮らす傷心のアシュヴィンを気遣いながら、ラトナは身の回りの世話をしていた。ある日、彼女がアシュヴィンにあるお願いをしたことから、ふたりの距離が縮まっていくが…。」©2023 映画「あなたの名前を呼べたなら」

 

○監督: ロヘナ・ゲラ

 

○出演者

        

○ティロタマ・ショーム  (ラトナ  )女

主人公。ラトナはインドの田舎の女性。

未亡人とあるが、実際結婚してほんのちょっとの間に旦那に死なれてしまい、既婚者になってしまった。仕方なく、田舎にも居れず、ムンバイに出て来たのだ。住み込みのメイドをしている。妹がいて、姉は何とかこの子には学校を出させようと稼いだお金を回しているが、妹は都会の男と結婚したい方に流れたようだ。

というか、この住み込みの日も浅い。この高層マンションはお金持ちのアシュウインの家が、新婚の息子の為に用意したもの。住み込みの女中ラトナのほかに、運転手も用意してある。CR-Vに運転手をつけているのだ。

メイドの部屋がこの部屋に内接していて、ラトナはそこに住んでアシュインの面倒を見ている。

       

○ヴィヴェーク・ゴンバー (アシュウィン  )男

お金持ちの青年のご多分に漏れず、大学は自分の国の大学を出ない。それが、金持ちのステータスなのだ。インドと言う大国にあってこの意識であるから、小さい国は言わずもがなだ。先進国で教育を受けて、彼等は自国の矛盾を知り、そしてどうしようもない事も理解し帰ってくる。大体、インドには有名なカースト制度がある。(以下に参照)

お金持ちの彼等にとって、大人になるという事は、自分の国の貧しい人々をどうする事も出来ないと言う事を、そんなことに人生を費やすなと言う事を理解するものなのだ。こんなデカイ国なのに、自国の教育が眼中にない。

日本はそうゆう点でやはり凄い。天皇陛下は、留学はしたが、あくまでも日本の学習館だ。東大じゃないところが、これまた素晴らしい。皇室は色々あるだろうが、日本のプライドを維持する重要な機関だと思っている。日本がボロボロになって戦争に🇯🇵負けても、国が発展出来たのも、天皇がいたからに違いない。よその発展途上国の王様は、そもそも、自国の大学を出ていない。日本はいくら戦争でボロボロに負けていても、学習院があった。まあこれはまた別の機会に。

 

○今回はボリウッドの中心地、ムンバイ(旧名ボンベイだ。)

「ムンバイ(マラーティー語: मुंबई, IPA[mum.bəiː]: Mumbai)は、インドの西海岸に面するマハーラーシュトラ州の州都であり、ムンバイ市街県の都市である。

インド第2の大都市であり[1]、首都デリーと共に南アジアを代表する世界都市の一つである。和名は孟買。」Wiki

 

○夫を亡くした。この事による女性の損失は絶大だ。アシュインは、婚約者に裏切られたとは言え、カーストも違うこの女性を愛してしまう。

 

カーストである。

カースト(英語: Caste[注釈 1])とは、ヒンドゥー教における身分制度ヴァルナジャーテヴァルナ・ジャーティ制)を指すポルトガル語英語だが[1]、インドでは、現在も「カースト」でなく「ヴァルナとジャーティ」と呼ぶ[2]。本来はヒンドゥーの教えに基づく区分であるが、インドではヒンドゥー以外の宗教でも、カーストの意識を持つ者がいる[3][4]。ヒエラルキー

紀元前13世紀頃に、バラモン教の枠組みがつくられ、その後、バラモンクシャトリヤ、ヴァイシャ、シュードラの4つの身分に大きく分けられるヴァルナとし定着した。現実の内婚集団であるジャーティもカースト制度に含まれる。

なお、インドの憲法が禁止しているのは、あくまでカーストを理由にした「差別行為」であり、カーストそのものは禁止対象ではない。このため、現在でもカーストは制度として、人々の間で受け継がれている[5]。」Wiki

 

前の会社で、上司がインド人で、インド🇮🇳では有名な営業マン。そしてカーストバラモンの地位にあり、フェラーリを持ってるおじさんだった。いい人だったが、タバコの吸い過ぎで死んだ事になってる。この人の更に上がスイス人で、ナチスの末裔見たいな奴で、悉くインド人のプライドを傷つけていた。彼が死んでのちにイエスマンのインド人に変わった。インドは、日本の側から見ると遠いが、ヨーロッパから見ると非常に近い。アジアに進出する時は、まずインドから入る。で、インド人が、その先を見る。昔からそうなのではないか?

 

○さて、映画の結末はどうなるのだろうか?こういう映画を、佳作と言うのだろう。インドの映画は、よく出来ている。今後もレビューを増やして行きたい。

 

○ムンバイの事を調べていたら以下の記事が。

 

❶血液型(ABO型分類)で、O型の亜種としてボンベイ型という型が存在する。これはムンバイで最初に発見された事に由来する。

 

ボンベイ・サファイアというジンは、英国統治下のインドでジンが薬として飲まれていたことからの連想で、名付けられたとされている。

 

ジントニックは、会社で会議後に必ずホテルの上で飲んだ。このジンもよく飲んだもんだ。高級ホテルが常に取られていて、このジントニックも一杯が無茶苦茶高かった。会社持ち。散々飲んだ会議の議題は、コストダウンだった。馬鹿だ。

 

今年もよろしく。