migihanshin’s blog

半身不随だけれど 明るく しぶとく 生きていこう!

ガラバンダル 神のみぞ知る 2019年 スペイン

ガラバンダル 神のみぞ知る 2019年 スペイン🇪🇸

🍅🍅🍅🍅

 

映画のあらすじ

「1961年6月18日、スペイン北部の小さな村、サン・セバスチャン・ガラバンダルに住む4人の少女、コンチータハシンタ、マリ・ロリ、マリ・クルスは、たった今、大天使聖ミカエルが自分たちに現れたと訴えた。数日後の1961年7月2日、少女たちはカルメル山の聖母の訪問を受けた。この遭遇以来、聖母の出現は二千回を超えた。村の教会の主任司祭であるバレンティン神父と、治安警察のホアン・アルバレス・セコ准将は、突然、圧倒的な出来事の主人公となってしまった。答えを見つけるために村を訪問する群衆が増え続ける事態に直面し、当惑した教区管理者たちと対決する二人は、真実を見つけるために奮闘する。」

© 2019 Mater Spei. All rights reserved.

 

○所感

意識的に無料で配信され、極めて美しい画質で、極めて高度な表現力で、スペインのフランコ政権の時代1961年から1965年 に起こったこの宗教的な事件を、2019年に再現された映画である。当映画エッセイサイト、トマト🍅は、そんな事は全く知らず、見終わってから色々と調べた次第である。宗教的ドキュメンタリーでありながら、非常にバランスの取れた良い映画で、見応えのある映画。こうゆうドキュメンタリーのジャンルがもっと発展して欲しいと思う。見たところgoogleの紹介ページが無いのが不思議。Wikiも映画のページは無い。

 

○映画の元になる事件の事実を確認

 

61年6月18日、この村に住む4人の少女、コンチータ(12歳)、マリ・ローリ(12歳)、ヤシンタ(12歳)、マリ・クルス(11歳)が天使を見たと村民に告げた。信心深い村でもあり、あっという間に噂は広まった。

天使はミカエルを名乗り、ほぼ毎日のように4人に姿を見せた。日を追うごとに野次馬の方も増えていったが、彼らには天使の姿は見えなかった。ただ口々に、少女たちの異様な反応について証言するのみであった。少女たちは恍惚とした表情でひざまずき、首を大きく不自然なまでに後ろへ反らした姿勢のまま、ときには2時間ほど硬直していたという。

7月2日の日曜日には、ガラバンダルの全村民ばかりか、近隣の村々からも群集が押し寄せた。少女たちを先頭にした大行列が教会堂より始まり、奇蹟の場所に着いた時、前回の天使の予告どおりに、2人の天使を従えた聖母マリアが出現した。と言っても、姿を見たのは少女達だけではあった。しかし、後で4人から個別に聞かれた報告内容は一致している。」Wiki

 

○監督 マーテル・スペイ

 

○出演

 

○少女4名

コンチータ

ハシンタ、

マリ・ロリ、

マリ・クルス

この4人が神と対話する姿は、とても印象的である。途中、意味もなく涙が出て来た。特に、コンチータのインド人みたいな雰囲気は独特だ。この子供達のところに来ただけなら、彼女達は精神疾患を疑われて終わったかも知れない。が、

 

「訪問は千回にもわたり、多くの群衆を引きつけ、超自然的現象をともない、その多くが写真に収められ、何千人もの目撃者がいる。」Wiki

 

のである。しかも重要なことは、それを妙に映画の中で誇張せず、CGを使った表現も見たところ無く(4人が浮かぶシーンがあった)、淡々と表現されている点である。途中、コンチータが信者の為に嘘の対話をするシーンがあるが、これなどは、この映画の信頼性を逆に高めている。

 

San Sebastián de Garabandal村の教会区にある教会.

赤いところが、サン・セバスチャン・デ・ガラバンダルのある、ンタブリア州である。

 

○村の教会の主任司祭 バレンティン神父

○治安警察 ホアン・アルバレス・セコ准将

この最初は疑っていた2人も、逆に強力な指示者となり、懸命に少女達を支援する始末である。逆に、スペインキリスト教の上層部がついて行けない始末だ。

 

キリスト教の立場

1961年から1964年までに、スペインのガラバンダルにおいて、聖母マリアは二つのメッセージといくつかの出来事──警告、奇跡と罰──の預言を与えられました。これらの出来事は、全人類を真の回心へと導き、マリアの汚れなき御心の勝利への道を準備するために起こります。これらの出来事の教会の評価に関しては、ガラバンダルは継続中の案件であり(完了していない件について、教会は判断しない)、まして、偽りだと非難されたわけでもありません。パードレ・ピオ、コルカタマザー・テレサヨハネ・パウロ二世、パウロ六世、ホセマリア・エスクリバー・デ・バラゲルといった聖人たちが、ガラバンダルで超自然的な出来事が起こったと信じる人々のリストに名を連ねています。」

© 2019 Mater Spei. All rights reserved.

 

○「完了していない件について、教会は判断しない。」

これが意味不明であり、僕達が異教徒として理解出来ない点である。人類が滅び無い限り、完了するわけがない。不満だ。判断すると言う選択肢は無いのか?

僕は宗教の名の下に人間が勝手にヒエラルキーを作るのが嫌いだ。僕は仏教徒であるが、幼稚園はキリスト教の幼稚園に通っていた。こひつじ幼稚園と言う練馬区桜台の幼稚園だ。今探して見たが、どうも見つからない。50年前、在学中に交通事故に遭い九死に一生を得た。奇跡だと言われた。3か月入院した。幼稚園の前で事故に遭ったので、その後歩道橋が出来たくらいだ。

僕の人生は奇跡が多すぎるが、僕は仏教徒であるが、キリスト教を否定しない。不謹慎を覚悟で言えば、自分の人生の中で必要であれば何を信じても自由だと思う。でも、同じ人間が教祖なんて有り得ない。同じ人間として、慎むべきだろう。人が人を殺す事は出来ないのは当然であり、うちの母は以前に中絶をしており、そのバチが僕に落ちているのかもしれない。その母にも一昨年殺されかけた。

 

○大天使聖ミカエルとは

全くの素人なので引用が多くゴメン。

 

「ミカエル(ヘブライ語: מִיכָאֵל Mîḵā’ēl, : Michael)は、旧約聖書の『ダニエル書』、新約聖書の『ダの手紙』『ヨハネの黙示録』、旧約聖書外典エノク書などに名が現れる天使日本正教会では教会スラヴ語ロシア語らミハイルと表記される。」Wiki

 

「ミカエルは、旧約聖書からユダヤ教キリスト教イスラム教引き継がれ、教派によって異なるが三大天使四大天使七大天使の一人であると考えられてきた。彼はユダヤ教キリスト教イスラム教においてもっとも偉大な天使の一人であり、「熾天使として位置づけられることもある。」Wiki

 

○何故この時期なのか?

では、何故この時期に映画になったのか?と言う説明が欲しい。その頃のスペインの政治的背景も気になる。

 

悪名高きフランコ体制。どう悪名高いのかはまた勉強します。

 

○4人が受け取ったメッセージの一例。

1965年6月18日 第二のメッセージ[4]

『10月18日の私のメッセージに従った行動が取られてはおらず、それが世界に知らされてもいないので、私はこのメッセージが最後のものであることをあなた方に告げようとしています。前回、さかずきは満たされようとしていました。そして今、それは縁から溢れ出ています。多くの司祭たちは破滅への道を辿っており、彼らと一緒に多くの人々を地獄へ連れて行こうとしているのです。聖なる御聖体の秘跡は、いよいよ軽視されています。私達は、自分達の努力で神のお怒りから免れるべきでしょう。真心をこめて神のお赦しを求めるなら、神はあなた方を赦して下さいます。あなた方の母である私は、大天使ミカエルのとりなしを通じて、あなた方に心を改めるよう告げたいのです。今、あなた方が受けているのは、最後の警告です。私は心から、あなた方を愛しています。ですから、あなた方が罪を宣告されるのに耐えられません。心から赦しを願って下さい。そうすれば、あなた方の願いは聞き入れられます。もっと多くの犠牲を捧げなければなりません。エスの御受難をじっくりと黙想して下さい』

 

独裁者フランコの時代、これがどのような意味を持つものか説明が欲しかった。

引用が多く申し訳無いが、私の両親の出身地秋田からも。

大体、僕は何故キリスト教の幼稚園に通ったのかしら?

「ガラバンダル・止められない滝」と言う続編もトマトでレビューする予定です。

 

○秋田の聖母マリア

 

「秋田の聖母マリア(あきたのせいぼマリア)とは、日本秋田県秋田市添川湯沢台にあるカトリックの在俗修道会「聖体奉仕会」で起きたとされる一連の奇跡現象を意味する呼び名。「秋田の聖母マリア」は、教区司教によって認可された数少ない聖母出現の一つであり、日本より海外での知名度の方が高い。なお、このとき涙を流した聖母像すべての民の御母を模した聖母像であった。」Wiki

 

合掌


 

トマト🍅✋右半身麻痺ブログ🤚
メインサイト https://ameblo.jp/shujutsu9

①朝9時投稿🥼⛑
トマトな映画

②昼11時半投稿🦑
「今日は何の日。」
「アメトピ」
小さめ投稿。

③夜 17時半投稿🍄
「今日は何の日。」「アメトピ」
中位の投稿。短歌、詩、俳句もあり。

③は基本的に、下の内容でメリハリをつけます。
日曜日🧘🏻‍♂️宗教
月曜日🥗過去の投稿を手直しする日
火曜日🎼新たな試み
水曜日💊 病院日誌
木曜日🌞 俳句、川柳、詩。
金曜日👨‍👩‍👧‍👧愛
土曜日👺欲望

よろしくお願い申し上げます。
写真は半分くらい自分で撮ったものです。
使うのは全く問題ありません。
iPhoneで撮ったのが僕のです。

映画エッセイのサイト、トマトはこちら
https://ameblo.jp/migihanshin