migihanshin’s blog

半身不随だけれど 明るく しぶとく 生きていこう!

僕と魔法の言葉たち2016年アメリカ🇺🇸 🍅

 

僕と魔法の言葉たち2016年アメリカ🇺🇸

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ピューリッツァー賞受賞のジャーナリスト、ロン・サスカインドが、我が子に降りかかった受難と家族の苦闘の軌跡を綴ったベストセラー・ノンフィクション『ディズニー・セラピー自閉症のわが子が教えてくれたこと』の映画版で、第89回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた感動のドキュメンタリー。」Google

 

監督:ロジャー・ロス・ウィリアムズ

       

オーウェン・サスキンド  男

2歳の時、自閉症に。父母、兄の支援の中で彼はディズニーの映画から心を開いていく。

ロン・サスキンド男

オーウェンのお父さん。ピューリッツァー賞受賞のジャーナリストでも、自分の息子を救うのに苦労。

Cornelia Suskind  女

オーウェンのお母さん。

 

○私の映画レビューは映画を見る前はほとんど前情報を見ていない。見た後、感想に従って興味のある情報を探している。この映画もそうだった。この数ヶ月、自分の置かれた状況からか、障害者のドキュメンタリーやドラマを見ることが多い。その中で思うのは、「映画って不幸と幸福の語り方」である。あとで情報を確認し、やっぱり、なーーんだとなる場合も多い。このホームヴィデオ?もそうだ。

突然だが、私の家族、妹たちを見る限り、小さい時の写真を見ると、むしろ幸せな家族である。人並みかそれ以上の幸福を、病気になる前に家のアルバムで再見した。753、ピアノの発表会、家族で海へ旅行、父を大嫌いだったが、本日この時点で、父を貶す証拠は見当たらない。立派な父。

今、皆はオーウェン君に負けないくらい不幸だ。息子が中学で早逝したり、妹が自閉症になって中学中退?したり熟年離婚、散々だ。僕ぐらいだ、「幸せなのは」と申し訳無く思っていたら、半身麻痺になってしまった。僕らのことを映画にすれば、アカデミー賞は確実だ。多分俺の方が、私の方がと言う人はおおい。事不幸比べで言えば、この映画より我々の方が不幸なので、この映画は面白く無いのは確実で、しかもそれ以外の見せ所は見当たらない。ディズニーの映画からオーウェンが救われたとか言って喜んでいたが、この映画の2割近くは、ディズニーの映画の画面のトレース?或いはオーウェンへのサービス?不幸な人もいたものである。僕なんか、自閉症なんて一度も言われた事がないが、あんなに沢山の観客の前でどもり、ボロカスに言われた事が何度もある。オーウェンより重い自閉症だったのかもしれない。

我々は、不幸比べをしに映画を見ているんじゃ無い。

駄目。トマト🍅。