イメージの本2018年スイス🇨🇭 🍅🍅
イメージの本2018年スイス🇨🇭
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あらすじ
「何ひとつ望み通りにならなくても、希望は生き続ける―――。
88歳を迎えてなお、世界の最先端でエネルギッシュに創作活動に取り組むジャン=リュック・ゴダールが新たに撮り下ろした子どもたちや美しい海辺などの映像に、様々な<絵画>、<映画>、<文章>、<音楽>を巧みにコラージュし、この世界が向かおうとする未来を指し示す5章からなる物語。」タワーレコード
「2018年第71回カンヌ映画祭コンペティション部門に出品。パルム・ドールを超越する賞として、審査員は映画祭史上初の「スペシャル・パルムドール」を授与した。
2018年11月にテアトルヴィディローザンヌで最初に上演された。
(監督、脚本、編集、ナレーション)
前衛的とは?
「フランス語でもともと「前衛部隊[† 1]」を指す語であり「最先端に立つ人」、芸術の文脈においては、《革新的な試み》や《実験的な試み》を指すようになった。
美術・音楽・映画・演劇・舞踏・文学・書道・生け花など、各分野で「アバンギャルド」と呼ばれる表現が存在する。」Wiki
○それでは、ゴダールの遺作になります本作品のレビューを行おうと思います。
○「勝手にしやがれ」の監督の本作は、狙い通り大変難解な作品に仕上がりました。また、このレビューの様に大変引用の多い作品となりました。わからない人は、勉強不足だと諦めてください。
○私達は学生時代、ゴダール監督に影響を受け、映画を作りました。正確に言うと、ゴダールに影響を受けた人の作品に影響されたと言うのが正しい。あの頃は8mm映画がまだ盛んで、フィルムの切り貼りをして、自分の表現が出来ました。面白かったのは、テレレラ、テレレラ、ドーーンと言う音の調子を真似、シーンを合わせて行きますとゴダール風になってしまうことです。私は短いLGBT🏳️🌈映画「男の蜜」と言う映画を作りました。お陰で、皆さんの顰蹙を買い、人生を棒に振りましたが、私の周りには影響を受け過ぎて一作も撮れずに、田舎で新聞配達に行ってしまった男もいたぐらいですから、私はラッキーでした。
○この映画は、あのゴダールの作品ですから、わからなくても、凹まないで下さい。カンヌ映画祭が、彼にびびって、スペシャル・パルムドールを授与しているくらいですから。
○この映画は、スイス映画だそうです。あの旗が、正方形の立場がどっちつかずの国です。この様に、超一流の映画なんでございます。ウンザリしてはいけません。中立は儲かる様です。
ついでながら、スイスとスエーデンの中立の違いです。
「スイス-戦後、ナチスの隠し資産が銀行に多数保管されていたことが判明し、中立違反であると非難され、1952年に旧連合国側に対して賠償金を支払っている。」Wiki
「 スウェーデン- 冬戦争に義勇軍を派兵したものの、大戦では中立を維持した。国内では両陣営の外交官が活動を行っていた」Wiki