毒戦 BELIEVER 2018年 韓国
「巨大な麻薬組織を率いる存在ながら、全てが謎に包まれている麻薬王・イ先生の足取りを追う麻薬取締局のウォンホ刑事(チョ・ジヌン)は、何一つ手掛かりがつかめずにいた。ある日、麻薬製造工場が爆破され、ラク(リュ・ジュンヨル)という生存者が発見される。ウォンホは、組織に見捨てられてしまったラクと組んで潜入捜査をしようとする。」yahoo
○監督 イ・ヘヨン
○出演 チョ・ジヌン, リュ・ジュンヨル, キム・ジュヒョク
○映画のジャンル
最麻薬シンジケートと、Gメンの戦い。
○最後まで見たか?
見ました。
○ビックリしたか? 驚いたか?
驚くことはありませんでした。(冷静) 韓国らしい映画です。豪華ホテル、高級外車、お酒、残酷な拷問、アイセッキャ。
○もう一度見たいか?
いいえ
○一緒に見て困る人はいるか?
80才手前の、韓流好きの母には見せられません。
○特筆すべき俳優、女優はいますか?
キムジョヒョクという方は、この後、事故でお亡くなりになれらたそうです。合掌。最近、アマゾンプライムの配信、こういう映画が多い。
リュ・ジュンヨルは、これから韓国の映画界をしょって立つ人なのでしょう。ソンガンホの「タクシー運転手」に出ていたのは驚きでした。アイセッキャが好きな、韓流俳優が多い中、彼の抑えた演技は価値があります。
チャスンウオンは、韓国の阿部寛が放送禁止演技をしているような俳優ですが、この人も良く出ています。
最後に、主人公の刑事の部下の、唯一の女性刑事。カンスンヒョンですが、妙に存在感があって、昔の会社の事務員に似ています。(どうでもいい) モデルで、集団暴行加害者疑惑が、ググると出てきます。ありゃ。
○印象に残るシーンは?
正直言って、途中まで退屈な内容で、思わず、見るのを辞めようかと思いましたが、風力発電が出てくるあたりから、面白くなるので、我慢してください。焦点である、麻薬王「イ先生」の正体は、スれた映画ファンなら、途中で分かっちゃう筈です。この風力発電で出てくる、二人の麻薬製造の一味の手話が印象的です。
○監督については?
ドラマの監督が多いようです。「あいつだ」という映画は面白かった。
○仏教的にはどうか?
宗教の教祖?みたいな人を上記の韓国の阿部寛が演じています。
その宗教団体が、麻薬の製造に、手を染めているということらしいですが、BELIEVERという名前は、どうも宗教とは関係ないみたいです。で、イ先生は何を信じて、麻薬に手を染めているのかがよく分かりません。
○︎
多分リュジュンイルの演技に安定感があり、これで随分とこの映画は助けられていると思う。貴重な俳優です。
合掌