グラヴィティ繰り返される宇宙 2018年 アメリカ
あらすじ
「同じ時間を繰り返す時空のループに陥ってしまった宇宙調査船アトロパ号。果たして、この時の牢獄から逃れる方法は……。連絡が途絶えていたアトロパ号に元妻が乗り込んでいたと知った主人公は単身探索へ。ようやく船を発見するが、彼自身もまたループに捕らわれてしまう。アトロパ号の前に、過去のアトロパ号が現われ衝突してしまうなど、SF映画らしさを感じさせるビジュアルが見どころ。異なる時間の自船同士で衝突を繰り返してきたループを断ち切るため、必死で知恵を巡らす乗組員たちの奔走が描かれていく。」wowow
監督: イーライ・サシッチ
○最初のレビュー
以前、日本人の目は、アメリカ人と比べ、暗いところでの感覚が鈍い。と聞いた事がある。未知との遭遇以来、私達は、映画で宇宙に行く事が増え、大きなスクリーンで、真っ暗な宇宙を見つめる事が増えた。オレンジの非常灯の中で、逃げたり、戦ったり、襲われたり、ほぼそんな内容が、全編。暗くてよくわかりません。これが正直なところだ。多分面白くない原因が、そこにあるとは思えないが、宇宙映画の半分は、疑わしい。この映画も、消灯するまでは面白かったのだ。だから2。映画の名前が、繰り返される宇宙。納得。
出演
「○コール・フリーマン(アンソニー・ボナヴェンチェラ)
刑事。コロニーでは凄腕だったが、モイラの弟であり相棒でもあるメイソンを自分の選択ミスによって死亡させてしまった。そのことでモイラと疎遠になり離婚。自分の過去に決着をつけようと、規則を破って単身モイラたちの捜索に出る。
○モイラ(ジェニー・ボレット)
コールの元妻。弟のメイソンが死亡したことで落ち込み、次第にコールとすれ違いだして離婚する。今はアトロパ号の船長と付き合っている。」MIHO
○さて、今回は二つの気になった点があったので、それについて。エッセイ。この映画はタイムパラドックスについて描かれている。それがひとつ。
この映画、iPadで見たが、暗くて内容がよくわからない。と言うレビューを書いた。勿論日本人でも良く全てしっかり見ている人はいる訳で、個人差もあるようだが、特に宇宙の映画は、こうゆうの多くないか?そしたら、あった。ガサゴソしている間に終わってしまう映画。
○人種による眼の違い
映画の場合には触れていないが、ストライクど真ん中の記事。感謝感激です。
「左の日本人でも眩しい太陽が感じられますが、右の西洋人はどこからが雲なのかわからなくなるぐらいものっすごく眩しいと思えませんか?
これが西洋人の見え方イメージです。スポーツ以外あまりサングラスを装着しない日本人でもこれなら即装着すると思います。
こんなに眩しく感じる西洋人の目は、日本人とどこが違うのでしょう?
構造は変わりませんが、大きく異なる点があります。
それは「虹彩」と呼ばれるところです。ここが日本人と大きく異なります。虹彩とは瞳の色です。虹彩の色は内部のメラニン色素の量で変わってきます。日本人のように虹彩にメラニン色素が多い人種は黒く、西洋人のように虹彩にメラニン色素が少ない人種は明るい色をしています。この虹彩は目の中に入る光の量を調整する組織で、虹彩の色によって入る光量が変わります。
暗い(黒い)色の虹彩は目に入る光量は少なく、
明るい色をした虹彩は若干多く光量が入ってきます。
だから明るい瞳の色の西洋人は眩しく感じるのです!
ちなみにオフィスの平均的明るさは、
日本では750ルクス、
米国では300~500ルクスと
日本の半分程度だそうです。
ルクス(lx)とは場所の明るさを比較するための数値
参考値として
野球場のフィールド 2000ルクス
デパートの売り場 750ルクス
街の街灯 100ルクス
余談ですが、青い瞳の人は1万年以上前にはいなかったそうです。仮説として太陽照射の少ない土地に人類が移り住み、紫外線から目を守る必要が弱り、青い瞳が生まれた説があります。
以上のことから西洋人は、瞳の色「虹彩」が明るいため、日本人より多く光が眼の中に入ってきて眩しく、サングラスを着用していることがわかりました。これは部屋の中の明かりでも同様に、日本の部屋はやや明るく感じることがあるそうです。もし瞳が青かったり明るめの方が部屋に来た時にすこし明かりを落としてあげるといいのかもしれませんね。」
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と言う訳で、この映画が暗いところでガサゴソやっている様に見えたのは、理由があったのである。この点、アジア人バリアフリーの対応をするべきではないか?また、日本人のことだから我慢して人に合わせているのではあるまいか?私の上司のスイス人も東南アジアで一緒だったが、当然太陽は強く、しょっ中サングラスをかけていた。
○タイムパラドックス
僕は思うんだが、これについてはこう答えたい。現状での人間の生死、病気、宗教、人間以外の知的生命体、死後の世界、何一つとっても謎だ。例えばあるところに3時間かかるところを、3分で行く事が出来ないのに何おか時間の逆説いわんやである。ところが、これを描くのは比較的簡単だ。時計の針を回すだけだから。優秀な宇宙飛行士を大切に。
そして映画として面白い題材だと思うなら、宇宙の謎とごっちゃにしない方が良いのでは?
「タイムパラドックス(time paradox、時間の逆説)とは、時間軸を遡って過去の出来事を改変した結果、因果律に矛盾をきたすことである。」ニコニコ大百科
仮に時間(軸)を遡って過去の事象に介入することが可能であるとすると、改変された過去の事象が既に確定している(観測されている)未来の事象と矛盾をきたすことがある。
以上