migihanshin’s blog

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エリー 2022年 ロシア EPIC MEDIAロシアの大手制作会社



エリー 2022年 ロシア🇷🇺

EPIC MEDIAロシアの大手制作会社

🍅🍅🍅

 

あらすじ (多分自動翻訳?)

「エリーは盗難車で見つかった少女です。過去の思い出はそれだけ。ある男は窃盗罪で逮捕されて、彼の車にエリーが発見された。当時、少女はたった6歳だった。ティーンエージャーになったエリーは心理カウンセリングを受けることになった。カウンセラーのオレグはエリーの過去を調べる約束をした。でも結果的に、女の子は自殺を試みた。10年後、オレグは大人になったエリーを見つけて、再調査を開始することをすすめた。」epic

 

○ネット上で見つかる資料が少ないので印象レビューで失礼。

綺麗な画面。精巧なカメラワーク。この戦火のロシア映画は、モスクワを離れた地で繰り広げられている。何度となく高速道路が出て来る。ロシアだと言われなければアメリカだと思う。それくらいの違わない。そして日本のカムリ。田舎のドライブイン、ホテル、クラブ。僕はこのエピックのロシア映画🎦をいくつか見たが、実にしっかりと作られている。ビックリする事は無いかもしれないが、ロシア🇷🇺を旅する事の出来る映画。惜しむらくは、この背後にある謎をもう少し突っ込んで見たい。エリー2に期待。

 

○監督 多分ロシア人🇷🇺

 

○主演

 

○エリー

時制は3回、転生する。

❶最初は小さい頃6歳。発見され捕まるが逃げようとする。鉄格子の部屋にいる。既に彼女は身寄りが居ない子供で出血しており、壁に爪の跡を付けてもがく。

❷次は10歳前後。どこにいるのか、相変わらず状況は分からないが、如何にも政府機関のような部屋。鉄格子はもう無い?彼女を調べている担当者のオレグにも、彼女の幼少時は謎であり、それを解明する任務を任されている。嘘発見器を使っているようだ。この時、自殺をしようとしているがこの辺り、時制❶と混乱。

❸そして現在。あらすじに拠れば16歳と言う事になるが、もっと行ってるような。立派な大人。鼻にピアスをし酒を飲む。ウオッカだろうか?性行為にも積極的で大胆。僕好みの浅黒の女豹タイプ。

もう既に自由で、むしろオレグが失業中なのか、むさ苦しい状態。

そして、エリーとオレグは再会し、たったひとつの真実を探す旅をする。ロシアンロードムービー

 

○オレグ

オレグは、エリーの担当捜査官。でも、今は多分無職。公務員では無くなったと言う事か?ロシアにおいて公務員を辞める或いは辞めさせられると言う事はどうゆう事なのか?ヤケクソになって中古のボルボに乗るという事なのか?燃費が悪そうで、オレグの経済的負担になりそうだ。これもあれも、このエリーの事件に関わったからなのであろうか?

 

○窃盗罪で逮捕された男

窃盗罪で、エリーが大人になるまで刑務所にいる男。謎の全貌を知っていそうなのでエリーとオレグは会いに行く。でも本人はかなり重い首の付近の病気(甲状腺?)にかかっており刑務所を出たい。それをネタにエリーに協力を求める。

 

○新型カムリのおじさん

オレグに連絡する謎の男。何せこの車は格好いい。謎も深まる。色々な製作者側の意図を感じる。ハイブリッドで前モデルの僕の場合、2年で20万キロ走行。給油は1週間に一度。顧客満足度最高だった。修理をしたのを見た事が無い。値段も相当日本より高いのでは?

こんな戦時下でT社はどうしているんやろ?

この映画は2022年。

 

現地生産は2007年。

トヨタ自動車(株)は、将来のロシア市場の拡大に対応するため、ロシア・サンクトペテルブルク市シュシャリ地区に、ロシアで初となる新工場を建設する。新工場は、2007年内に、現在ロシアのトヨタ車販売の主力となっている「カムリ」を、当面年間2万台程度生産し、ロシアの販売会社であるトヨタロシア有限会社を通じ、ロシア市場での販売を行う。なお、国外への輸出は予定していない。工場の敷地面積は約220ヘクタール(約67万坪)を計画しており、生産能力は年間5万台程度となる予定。

また、投資額は約40億ルーブル(約150億円)程度を見込んでおり、新規雇用は生産開始時点で約500名を計画している。

 

❷ロシア トヨタ現状 2022年9月 日本の自動車会社では最初に撤退?

「[東京/モスクワ 23日 ロイター] - トヨタ自動車は23日、ロシアのサンクトペテルブルク工場での生産事業を終了すると発表した。日本の自動車メーカーでロシアからの生産撤退方針を明らかにしたのは初めて。生産終了に伴い、現地での新車販売も打ち切る。

ロシアによるウクライナ侵攻後、部品調達が難しくなり、トヨタは3月4日に同工場の稼働を停止していた。侵攻の長期化で生産再開が見通せないため、現状のままでは従業員にも十分な支援ができなくなると判断した。

 

従業員には退職金の上乗せ支給や再就職支援を実施する。従業員数は同工場とモスクワ販売拠点の500人を含む計2350人。工場停止以降も従業員には給料を支払い続けてきた。トヨタとともにロシアに進出していた日系部品メーカーや、現地の取引先に対しても支援する方針。現地で新車販売は行わないが、車の保有者にはロシア国内で部品が入手できるアフターサービス事業を続ける。」

 

世界中に進出して、世界の自動車産業に貢献するのはいいが、ロシアの様になると、自動車生産は作った車がそこに残る。アフターケアが出来なくなるのも問題だが、むしろこの車は壊れないのだ。日本の🇯🇵を付けて、戦場?に残る。皮肉だ。悲しいほど皮肉。生産100万台越える某国では、こんな撤退は出来ない。生産品質の信頼を脅かすような悪い事をローカルがしても制裁なんか出来ない。

 

○総評

ロシア映画がレビューしにくくて、その上映画そのものは質が高く見やすいのは皮肉である。ロシア文学チェーホフの昔から、ロシアには高度な文学がある。映画を作る技術も高い。この映画は珍しく続編が見たい。思うんだが、何でも2と付けると軽く見えるのでなんか手はないかな?制裁で映画すら見るなとなる前に、プーチンさんもチェーホフを読んで…

 

合掌