migihanshin’s blog

半身不随だけれど 明るく しぶとく 生きていこう!

最高の恋人 1993年 アメリカ

最高の恋人 1993年 アメリ🇺🇸

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あらすじ

ニューヨークで電気技師として働くガスはリーと若くして結婚したものの程なく離婚、現在は看護師のリタという新しい恋人がいるものの、リーに慰謝料を支払い続けていた。

ある日、ガスに大きな儲け話が飛び込んでくるが、彼にはそんな資金はなかった。途方に暮れる彼を不憫に思った同僚のポープはリーに再婚相手が出来れば慰謝料はもう支払わなくて済むと入れ知恵、ガスはその話に乗り、リーに男性を紹介する。」Wiki

 

○所感

面白くない映画だった。正統な恋人同士で見るアメリカ映画らしく、無理な設定を勢いで進めようとする強引さも観れる物の、めちゃくちゃな方に崩れる事も無く、あくまでも、正当なつまらない映画。これをどうやってレヴューするか憂鬱だ。話の組み立てはしっかりしてるだけに、こんな恋人も居るんですねとしか言えない。そして、この映画の最も大事なポイントは、離婚の慰謝料を払わなくて済むよう、元カノの新しい恋人活動を支援してくれと言う、911前のアメリカだから描ける社会。

 

○監督  アンソニー・ミンゲラ

 

○出演

 

 ○ガス マット・ディロン

電気工。実は隠れたマットファンである。こうゆうゴツゴツした白人が好きだ。彼は、新しい彼女がいて、別れた妻には慰謝料を払っている。電気工の友人同士、いい儲け話があって、どうしてもお金がいる。儲け話とは、ボウリング🎳場をやる事だ。あのかつて、エジプト文明🇪🇬が始め清教徒のルターによってルールその他が整備され、後に、禁酒の時代のピンが、9本から10本になったあのボーリングである。でも、この映画での主役は恋愛なので、なんともショボい扱い。しかも、慰謝料を払っている割には立派なオープンカーなど、疲れる設定が満載だ。

○リー  アナベラ・シオラ

リーは元奥さんだが、今は大学教授と付き合っている。1990年代を代表する女優。大体、ガスとの間に子供が居なかったようで、何故離婚をしたのかも、不明。大学教授には妻子が居て、其れも後で分かる。この映画は万事がこれ。全てがロマンの無い空想の産物だ。

○リタ メアリー=ルイーズ・パーカ

ガスの今の彼女。看護師。付き合っているが、未だ同居せず、結婚もしていない。この3人の立ち位置。今これを映画館で見たら、誰がワクワクしてみるのだろう。

僕はこの911手前のアメリカ映画って、結構こうゆう甘ったるいものが多かったと思ってる。何よりガスが、劇中で何で自分に金がないのか?不思議で仕方ないと言っている。不幸なことなど信じられない。其れが、この頃のアメリカだ。

 

○総括

と言うことで(何が)、面白く無い中にも一点、気に入ったシーンがあった。其れは、国際貿易センタービルである。そして、そのニューヨークの曇り空だ。

 

都会で繰り広げられるハートウォーミングな恋愛を芸達者なキャストで描き、M・ディロンの起死回生となったヒット作ラブ・ロマンスもの」all cinemas 

 

こんな内容でも起死回生。

こんな恋愛でも「最高の恋人」。

アメリカの映画を見ていると、段々と国が貧しい人に視点が言ってるのは、良い傾向なのか、悪い傾向なのか?

 

合掌