migihanshin’s blog

半身不随だけれど 明るく しぶとく 生きていこう!

八月のクリスマス 1998年 韓国

八月のクリスマス 1998年 韓国🇰🇷

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あらすじ

ソウルの市内で小さな写真館を経営しているジョンウォンは難病で余命わずかの独身青年。本人も家族も、残された日々を明るく過ごそうとととするが、時折言いようのない哀しみに襲われる。そんなある日、ジョンウォンの店に交通警官のタリムが急ぎの現像を頼みにやって来た。」グーグル

 

○所感

佳作。僕は韓国人にあまり良い印象を持っていない時代があって、そう言う印象操作を受けていた覚えがある。この映画の主人公、ン・ソッキュの様な人が韓国人の中にいると言う想像がつかなかった。ですから、韓流なんて見るつもりもなかった。でも、10年ほど前に、韓国人と働く機会があって、この人達のシャイな一面に好感を持った。結局、〜人〜人と言う民族評価がどれだけ意味を成さないものかを反省させられた。それから、韓流を見出して思うのは、自分の国では絶対にありえ無い感覚、でも何処と無く自分の国見たいな親近感が湧く事である。これは不思議な感覚で他の国ではあり得ない。これを嫌韓だ、ニセモノだ、紛い物だと感情に任せて言うのはつまらない。日本と全く一緒なら、わざわざ韓流を見る必要が無いし、この言葉に表し難い隣人の庭への愛着は何でしょう。友人だと思い、背後から呼びかけて見ると、知らない人だった様な。しかも、知らない人で良かった様な安心感。

 

監督:ホ・ジノ

 

○出演

 

○ハン・ソッキュ - ユ・ジョンウォン

写真屋の持ち主。難病で余命わずかの独身青年。

しかし、彼の雰囲気にその姿はない。人は、若くして死ぬ時、そこまで明るく死ねるものだろうか?と言うより、人は死ぬ時ほど、その先が見えるものらしい。その入り口が見えているものらしい。

 

○シム・ウナ - キム・タリム

役人?自動車の交通違反の切符を切る仕事?一見、学生か、先生にも見える変わった制服。彼女が、この映画のポイントで、彼女はどこまでユ・ジョンウォンの事を知っていたのだろうか?殆ど何も知らなかったのではないか?知らないもの同士が、知らないままに恋愛らしい事を進める。臆病とかそうゆうのでなく、純粋に一刻一刻を楽しんでいる。そして、彼女はユ・ジョンウォンが死んだ事さえ知らない。オアシスなんかにある、あの韓国人が欲する純愛がある。

 

チョン・ミソン - ジウォン(ジョンウォンの初恋の女性)

途中まで、人間関係がよく分からず苦労した。

 

○ユ・ジョンウォンの家族

 

写真屋

この作品で好きなもう一つのポイントは、昔風の写真屋である。今、日本にこうゆう写真屋があるのだろうか?写真屋に行くと、どんな小さな写真屋でも、現像の機械が店のど真ん中にあり、客が順番待ちしていたあのフィルムの🎞時代。小さな町なら、皆の交流の場所だった。町の家族の1番美しく、幸せな頃の写真が飾ってあった。そうゆう町ならば、この2人はもっと踏み込めたのではとも思うが、敢えて大きく踏み込まないところに、この映画の抑えられた情熱の魅力があるのでしょう。少し前の韓国映画では、よく写真屋が出ていた様に思う。しかし、これを日本でリメイクしていると言う?怖い。それと、クリスマスの意味🎄

 

合掌